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原作者 魚花ほっけ
登場キャラ数 男:2女:0無:0
ジャンル 日常
セリフ数 115
目安時間 7分
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提供元 音楽作品を制作している1次創作グループ
メディア  
登場人物 性別/声 セリフ数 その他
澤田 勝俊
(さわだ かつとし)
58 良く喋る。
熱い性格。
小田 大聖
(おだ たいせい)
57 ・・・な男の子。
クールな性格。

サークル情報

001 ト書き 帰り道
002 澤田勝俊 「あっぢぃ~、まだ5月だって言うのに暑すぎんだろ~」
003 小田大聖 「・・・」
004 澤田勝俊 「こんだけ暑いと干からびちまうよ、なぁ、大聖」
005 小田大聖 「・・・」
006 澤田勝俊 「しっかし、この暑さの中、エアコンなしで授業受けさせるとか拷問以外のなにもんでもないよな」
007 小田大聖 「・・・」
008 澤田勝俊 「腕が汗まみれになってノート湿るし、ああ、きもちわりぃ」
009 小田大聖 「・・・」
010 澤田勝俊 「あ、でも、女子の透けブラが見れたのは良かったな~♪俺の前の席、陽子の席だぜ!陽子!!」
011 小田大聖 「・・・」
012 澤田勝俊 「ああ、マジ目の保養になったわ、うん」
013 小田大聖 「・・・」
014 澤田勝俊 「てか、陽子って彼氏いないのかな?最近よく絡むんだけど・・・え、もしかして、俺に脈あり!!?」
015 小田大聖 「・・・」
016 澤田勝俊 「困っちゃうな~俺、保健室の佐伯(さえき)先生良いなって思ってんのに・・・」
017 小田大聖 「・・・」
018 澤田勝俊 「あ、でも、別に陽子の事嫌いじゃないしな~、いや~困った困った♪」
019 小田大聖 「・・・」
020 澤田勝俊 「ん、そういえば大聖、今日の昼休み何してたん?」
021 小田大聖 「・・・」
022 澤田勝俊 「一緒にメシ食べようと思ったら、お前居なくてボッチ飯になったんだぞ、俺かわいそう♪」
023 小田大聖 「・・・」
024 澤田勝俊 「かわいそうじゃない?俺、かわいそうじゃない?・・・かわいそうじゃない。
そうだな、かわいそうじゃないな。てか俺、かわいそうじゃないって何回言うんだよ♪」
025 小田大聖 「・・・」
026 澤田勝俊 「あ、てか、明日休みじゃん!ビバ、土曜日♪うわ~なにしよう!」
027 小田大聖 「・・・」
028 澤田勝俊 「ゲーセン行く?服、買いに行く?
服買いに甲斐まで行っちゃう?服買うなら甲斐の国、山梨ってか!?」
029 小田大聖 「・・・」
030 澤田勝俊 「ああ、山梨と言えば桃だよね、桃。桃って果物の中で一番旨くない?」
031 小田大聖 「・・・」
032 澤田勝俊 「あの形、あの旨み、手をベトベトにしながら食べる価値がある!俺は桃が大好きだ!!」
033 小田大聖 「・・・」
034 澤田勝俊 「やばい、腹減ってきた。うん、腹減りだわ、腹ペッコリーナだわ♪」
035 小田大聖 「・・・」
036 澤田勝俊 「ダメだ~♪お腹と背中がくっついちゃ~う♪・・・あ、じゃ俺、右だから、またな~♪」
037 小田大聖 「・・・暑いな」
038 澤田勝俊 「ん?ああ、暑いな」
039 小田大聖 「・・・ミイラになりそうだな」
040 澤田勝俊 「ね~、干からびてミイラになるな~」
041 小田大聖 「俺、陽子と付き合うことになった」
042 澤田勝俊 「ふーん、そっか~って、えええええ!!」
043 小田大聖 「じゃ、またな」
044 澤田勝俊 「いやいやいやいや、ちょっと待てええええ!!」
045 小田大聖 「なんだよ、お前は右、俺は左、さっさと帰ろう」
046 澤田勝俊 「何も無きゃ、俺だって帰るよ!でも、何かあったら帰れないんだよ!!」
047 小田大聖 「特に何もない。だから帰ろう」
048 澤田勝俊 「あったよ。お前が数秒前にサプライズをブッコんできたよ!!」
049 小田大聖 「サプライズ?」
050 澤田勝俊 「陽子と付き合うって話!」
051 小田大聖 「うん、付き合うことになった」
052 澤田勝俊 「いつから!?」
053 小田大聖 「今日の昼休みに告白して」
054 澤田勝俊 「ぅあ!じゃ、じゃあ、昼休みお前が居なかったのは」
055 小田大聖 「屋上に呼び出してたから」
056 澤田勝俊 「屋上に陽子を呼び出して告白して付き合い始めたと」
057 小田大聖 「うん」
058 澤田勝俊 「そうか・・・そうかそうかそうか!!」
059 小田大聖 「じゃ、またな」
060 澤田勝俊 「待てよ!!!」
061 小田大聖 「・・・」
062 ト書き そのまま帰ろうとする小田
063 澤田勝俊 「いや、そこは待てよ!!なんで、何事もなかったかのようにスタスタ歩いて行っちゃうんだよ!!」
064 小田大聖 「いや、もう待つ理由はないかなと」
065 澤田勝俊 「あるよ!仮に無かったとしても親友が待ってって言ってんだから、理由がなくても待てよ!」
066 小田大聖 「・・・親友?」
067 澤田勝俊 「え?えーっと、友達だろ?」
068 小田大聖 「あぁ、うん、ギリ友達だな」
069 澤田勝俊 「ギリなの!?」
070 小田大聖 「うん」
071 澤田勝俊 「・・・まぁ、そこは、ギリでもいいや。俺が陽子の事好きなのは知ってたよな!?」
072 小田大聖 「ニュアンスでは」
073 澤田勝俊 「ニュア!?ま、いいや、知ってたんだよな、
てか『付き合えたらいいね』って言ってくれてたよね?
応援してくれてたよね?」
074 小田大聖 「うん」
075 澤田勝俊 「お前、何で告白してんの!?」
076 小田大聖 「この胸の熱いリビドーを抑えられなくて!」
077 澤田勝俊 「お前のキャラじゃねーだろ!!」
078 小田大聖 「そうだね」
079 澤田勝俊 「何お前、陽子の事好きだったの?」
080 小田大聖 「うん」
081 澤田勝俊 「なんだよ、じゃあ、なんで俺の恋応援してたんだよ!」
082 小田大聖 「だって、お前が『陽子の事好きだー!!』ってしつこく言ってくるから」
083 澤田勝俊 「でも、好きだったんだろ?」
084 小田大聖 「うん」
085 澤田勝俊 「じゃあ」
086 小田大聖 「でも最近お前、佐伯先生の事好きって言い始めたじゃん?」
087 澤田勝俊 「え?あ、まぁ」
088 小田大聖 「もうコイツ、女だったら、誰でもいいのかなと思って」
089 澤田勝俊 「そ、それは」
090 小田大聖 「だから、俺が告白した」
091 澤田勝俊 「でも、相談とかあってもいいんじゃねーの?」
092 小田大聖 「相談ならあったよ」
093 澤田勝俊 「え?」
094 小田大聖 「陽子から、お前がジロジロ見てきて気持ち悪いって相談があったぞ」
095 澤田勝俊 「そっちの相談かよ!てか、え?そんな事言われたの?」
096 小田大聖 「うん、その相談乗ってるうちに仲良くなったし」
097 澤田勝俊 「・・・」
098 小田大聖 「陽子と最近よく絡むって言ってたけど、アレ、俺と陽子が絡んでるところにお前が来てるだけだからな」
099 澤田勝俊 「・・・」
100 小田大聖 「お前が陽子を好きだって言い始めて、もう2年経って俺らもう高3だし、
いいかげん、お前に遠慮してるのも馬鹿らしくなったから告白した」
101 澤田勝俊 「・・・」
102 小田大聖 「・・・じゃ、俺帰るな」
103 澤田勝俊 「・・・」
104 小田大聖 「あ、これやるよ」
105 ト書き 小田、澤田に桃を渡す
106 澤田勝俊 「大聖・・・」
107 小田大聖 「俺、そんな果物好きじゃないし、お前、腹ペッコリーナらしいし」
108 澤田勝俊 「大聖、ごめん」
109 小田大聖 「なにが?」
110 澤田勝俊 「俺、自分の事ばっか話して、お前の事とか全然気にしてなかったし」
111 小田大聖 「別に気にしてないよ」
112 澤田勝俊 「陽子との事も、おめでとう」
113 小田大聖 「ありがとう」
114 澤田勝俊 「俺、人の事とか気遣う事出来ないダメ人間だけど、これからも仲良くしてくれ!」
115 小田大聖 「ああ」
116 澤田勝俊 「これからもずっと友達だ!!」
117 小田大聖 「ギリね」
118 澤田勝俊 「うん、そうだったね」
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