とある待ち合わせ

原作者 カルボレン
登場キャラ数 男:1女:0無0
ジャンル ギャグ
セリフ数 15
目安時間 5分
利用規約 配布元とURL書いてってことです
提供元 音楽作品を制作している1次創作グループ
メディア  
登場人物 性別/声 セリフ数 その他
須摩 要
(すま かなめ)
15 弁護士

サークル情報

001 須摩要 「やぁ、遅れて申し訳ないねぇ。ごめんごめん。久しぶりだねぇ。
はぁ、お前は誰だって?僕だよ!僕!須摩要(すまかなめ)だよ」
002 須摩要 「わからない?なんでこんなナイスガイである僕を忘れることができるのか・・・
まったく、君の脳みそは腐っているんじゃないかい?
あぁもちろん、この腐っているの意味は腐女子的なニュアンスではなく、納豆的な意味だよ」
003 須摩要 「それとも、僕の気を引くためにわざと忘れたふりをしているのかい?
まぁ僕が美しく聡明で何もかもを完璧にこなす男だから、
君がこの僕に惚れてしまうのはよく分かる。
君がもし好意からプレゼントをくれるのなら受け取ってあげるよ。
一万円以上の価値があるものならば、だけどね」
004 須摩要 「ん?なんだい、その顔は?あぁわかった。わかったよ。
君の頭の中には納豆がびっちりつまっているんだね。
だから僕みたいなナイスガイを忘れてしまうんだよ。
そりゃ納得だ(納豆くうだ)・・・。君君?ここは笑うところだよ?」
005 須摩要 「だから君はダメなんだよ、いいかい?
こうゆうコジャレたジョークに対して何かしらうまい返しをするのが人としての礼儀じゃないかな?
小さい子どもですらそこら辺は理解して何かしら返答するものだよ」
006 須摩要 「もし、君がさっきのジョークに対して何も感じないのだとしたらそれは病気、それも重症だ。
今すぐ精神病院に行くといい。まぁ、治らないとは思うけどね」
007 須摩要 「そうそう、今日の僕はとても機嫌がよくてね、
ナイスガイであるこの僕がアドバイスをしてあげようじゃないか。
この僕からアドバイスをもらえることなんてめったにないことだよ?本当に」
008 須摩要 「・・・人生。それはとても重要なことだねぇ。
それをいかに有意義に、かつ大事に使っていくかがポイントなんだ。
それをわかりやすく説明する手っ取り早い方法があってねぇ。聞きたいかい?
ほら、そこはすぐに返事をするもんだよ?」
009 須摩要 「むしろ、『聞きたいかい?』の『聞きた』まで言ったところで
食いつくように、『聞かせてください。お願いします』
と言えるくらいの心構えがないと今後の人生は損するんじゃないかなぁ?」
010 須摩要 「まぁそんなどうでもいいことは置いといて・・・さてと、なんの話をしていたかな。
君が余計なことをするから話の内容を忘れるじゃないか・・・
あぁそうそう、人生のアドバイスだったね。
なぁに簡単なことさ。完璧であるこの僕のことを観察して真似すればいい」
011 須摩要 「そうすれば、おのずとよい人生を送ることができること間違いないはずさ。
なんだい、その目は?僕の言っていることを疑っているのかい?
でも確かなんだよ」
012 須摩要 「だって僕はこの方法を用いて何十万人もの人間を救済してきたんだよ?
それを疑う君の心のなかはどうなっているんだい?
煤(すす)煙りで汚れて真っ黒かい?
まるで煙突のように心にぽっかりと穴が開いているじゃないかな?
お気の毒に・・・」
013 須摩要 「は?余計なお世話だ、そしてお前はなんだ?
だからさっきからいっているじゃないか。僕は・・・
ん?メールか、なになに『何をしているんだ。早く待ち合わせ場所に来い』だって?」
014 須摩要 「おや、待ち合わせ場所を間違えていたのかい?この僕が。
ということは君は誰なんだい?僕は忙しいんだ。どこかに行ってくれないかな?
・・・なんだい?その目は。そんな血走った目で僕を見て、
まるで頭に血が上っているみたいじゃないかっていたたたた、
ちょっ待て!鎖骨を引っ張るな!」
015 須摩要 「落ち着け!落ち着いて!?あっ!あっ!あっ~!」
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