娘さんを僕にください

原作者 きなもち
登場キャラ数 男:2女:0無0
ジャンル ギャグ
セリフ数 167
目安時間 6分
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提供元 音楽作品を制作している1次創作グループ
メディア  
登場人物 性別/声 セリフ数 その他
彼氏
(かれし)
84 細マッチョ
(ちち)
83 ホモサピエンス

サークル情報

001 彼氏 「娘さんの彼氏です」
002 「娘の父です」
003 彼氏 「お義父さん、娘さんを僕にください」
004 「君にお義父さんと呼ばれる筋合いはない」
005 彼氏 「まじかよ」
006 「まじだよ」
007 彼氏 「・・・」
008 「・・・」
009 彼氏 「それで、娘さんをもらってもよろしいのでしょうか?」
010 「なんでもう一回聞いた」
011 彼氏 「返答が無かったので」
012 「ダメだよ」
013 彼氏 「まじかよ」
014 「まじだよ」
015 彼氏 「どうしてもダメですか?」
016 「どうしてもダメだよ」
017 彼氏 「土下座してもダメですか?」
018 「土下座してもダメだよ」
019 彼氏 「万が一にも渡せませんか?」
020 「万が一にも渡せないよ」
021 彼氏 「まじかよ」
022 「まじだよ」
023 彼氏 「・・・」
024 「・・・」
025 彼氏 「そこをなんとか」
026 「いや万が一にも渡せないからムリだよ」
027 彼氏 「まじかよ」
028 「まじだよ」
029 彼氏 「なんで万が一にも渡せないんですか?」
030 「娘可愛いもの」
031 彼氏 「それは重々承知してます」
032 「だからダメだよ」
033 彼氏 「だからダメなんですか」
034 「そうだよ」
035 彼氏 「つまりどういうことですか?」
036 「娘を手放したくない」
037 彼氏 「じゃあ僕もここに住みます」
038 「嫌だよ」
039 彼氏 「まじかよ」
040 「まじだよ」
041 彼氏 「・・・」
042 「・・・」
043 彼氏 「ならどうすればいいんですか?」
044 「帰ればいいよ」
045 彼氏 「帰ってどうするんですか?」
046 「娘と別れて」
047 彼氏 「僕がですか?」
048 「君がですよ」
049 彼氏 「まじかよ」
050 「まじだよ」
051 彼氏 「なんで別れないといけないんですか?」
052 「娘に彼氏がいるとか嫌だもの」
053 彼氏 「なんでですか?」
054 「父として許せない」
055 彼氏 「僕でもですか?」
056 「君でもですよ」
057 彼氏 「まじかよ」
058 「まじだよ」
059 彼氏 「・・・」
060 「・・・」
061 彼氏 「じゃあ一旦別れるので」
062 「二度と付き合わないでね」
063 彼氏 「まじかよ」
064 「まじだよ」
065 彼氏 「なんでそんなに僕を突き放すようなこと言うんですか?」
066 「今まさに突き放してるんだよ」
067 彼氏 「なんでですか?」
068 「どこの馬の骨かも知れない男に娘は渡したくないもの」
069 彼氏 「それはあなたが僕のことを知ろうとしてないからじゃないですか」
070 「確かにそうだね」
071 彼氏 「頭ごなしに拒絶せずに、まずは僕のことを少しでも知るところから初めても遅くはないと思います」
072 「なかなか良いこと言うね」
073 彼氏 「そうでしょう」
074 「余計なことも言うね」
075 彼氏 「そうでしょう」
076 「じゃあ君、仕事は?」
077 彼氏 「まだ就職できてません」
078 「まじかよ」
079 彼氏 「まじだよ」
080 「無職の分際でよくここに来れたね」
081 彼氏 「家が近いので交通費はかからないんです」
082 「それ本気で言ってる?」
083 彼氏 「はい、歩いて来れる距離です」
084 「まじかよ」
085 彼氏 「まじだよ」
086 「そういうことを言ってるんじゃないんだよ」
087 彼氏 「じゃあどういうことですか?」
088 「無職の分際で娘を頂こうなんて虫がよすぎるとは思わんかね」
089 彼氏 「虫は好きです」
090 「まじかよ」
091 彼氏 「まじだよ」
092 「君、頭悪いね」
093 彼氏 「いえ、至って健康です」
094 「まじかよ」
095 彼氏 「まじだよ」
096 「・・・」
097 彼氏 「・・・」
098 「君のことはよくわかった」
099 彼氏 「ありがとうございます。改めて娘さんを僕にください」
100 「ダメだよ」
101 彼氏 「まじかよ」
102 「まじだよ」
103 彼氏 「わかっていただけたのに」
104 「わかったからこそだよ」
105 彼氏 「だいぶ打ち解けたのに」
106 「打ち解けたと思っているのは君だけだよ」
107 彼氏 「打ち解けていないのですか?」
108 「むしろ深い溝ができたよ」
109 彼氏 「まじかよ」
110 「まじだよ」
111 彼氏 「・・・」
112 「・・・」
113 彼氏 「必ず幸せにしますから」
114 「まだ食い下がるか」
115 彼氏 「娘さんを僕にください」
116 「君には任せられない」
117 彼氏 「娘さんを幸せにすると口約束しますから」
118 「せめて神にでも誓ってくれよ」
119 彼氏 「それは無理です」
120 「まじかよ」
121 彼氏 「まじだよ」
122 「・・・」
123 彼氏 「・・・」
124 「ちなみに今のところ、娘とはどこまで関係が進んでいるんだ?」
125 彼氏 「どこまでとは?」
126 「Aまでか。Bまで行ってしまっているのか」
127 彼氏 「Cは済ませました」
128 「まじかよ」
129 彼氏 「まじだよ」
130 「貴様なんてことを」
131 彼氏 「娘さんは最高の女性です」
132 「このタイミングでよくそんな発言をできるな」
133 彼氏 「僕も娘さんを幸せにします」
134 「『も』ってなんだ『も』って」
135 彼氏 「だから娘さんを僕にください」
136 「今すぐ帰ってくれ」
137 彼氏 「まじかよ」
138 「まじだよ」
139 彼氏 「どうしてですか?」
140 「これ以上君と話したくない」
141 彼氏 「なんでですか?」
142 「これ以上君といると私が罪を犯してしまいそうだからだ」
143 彼氏 「性的暴行ですか」
144 「殺しても構わないね?」
145 彼氏 「ダメだよ」
146 「まじかよ」
147 彼氏 「まじだよ」
148 「とにもかくにもすぐに帰ってくれ」
149 彼氏 「僕がですか?」
150 「君がだよ」
151 彼氏 「帰ってどうするんですか?」
152 「娘と別れてくれ」
153 彼氏 「別れてどうするんですか?」
154 「金輪際、娘に関わらないでくれ」
155 彼氏 「それじゃあ娘さんをもらっても意味ないじゃないですか」
156 「あげないよ」
157 彼氏 「まじかよ」
158 「まじだよ」
159 彼氏 「お願いですから」
160 「絶対ダメだ」
161 彼氏 「愛しているんです」
162 「何がなんでも認められない」
163 彼氏 「そこをなんとか」
164 「金をやるから今すぐ帰れ」
165 彼氏 「分かりました」
166 「まじかよ」
167 彼氏 「まじだよ」
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