そんな妹、妄想に決まっている

原作者 雪宮ざんか
登場キャラ数 男:2女:1無:0
ジャンル 日常
セリフ数 306
目安時間
利用規約 配布元とURL書いてってことです
サークル紹介 音楽・音声作品やゲームを製作中
登場人物 性別/声 セリフ数 その他
桜庭 彩乃
(さくらば  あやの)
149 大学一年生の20歳。
11月中旬から一人暮らしを始めた。
少し面倒くさがり屋な性格な持ち主。
一人暮らしを始める前まで『掃除』を
一回も真面目にしたことがない系男子。

「めんどくさいな・・・
大体、自動で掃除してくれる機械が
発明されてんだからそれ買えばいいじゃん」
桜庭 夏萌
(さくらば  なつめ)
68 海外の方ですでに大学を卒業。
現在、日本で通える大学を探し中の19歳。
彩乃の妹。
通っていた学校で受けていた日本語の授業のせいで
しゃべり方が敬語しゃべりになることが多々。
現実世界において探してもなかなかいない系妹。

「しゃべり方については
詳しく聞かないでください!
あの授業のことは一刻も早く忘れたいのです!」
蒼葉 絢音
(あおば あやと)
89 大学一年生の19歳。
彩乃とは高校時代からの友達。
シスコンなところを除けば
特に特徴がない系男子。

「俺に特徴がない!?はぁ?いっぱいあるでしょ!
え?例えば?
うーん・・・いやあるって特徴!ちょっと待って!
特徴がないとか記入しないで!
待ってまっ・・・」
蒼葉 優音
(あおば ゆのん)
なし 高校3年生の18歳。
絢音の妹らしい。
名前がよく出てくるので
振り仮名を覚えておいてください。

「今回は、出演できないのかー・・・
正直、まだ口調決まってないから
しゃべるなって言われてるのだけど
みんな喋ってるのに
私だけしゃべらないわけにはいかないよねー
え?ちょっと待ってまだ喋れてないって!
まってまっ・・・」

サークル情報

001 ト書き 11月のある朝。桜庭家玄関前にて
002 桜庭彩乃 「うぅ寒い・・・。ただいまー・・・って、また言ってしまった・・・。
癖になるくらい言ってた覚えないんだけどな・・・」
003 桜庭夏萌 「おかえりー」
004 桜庭彩乃 「えっ!?お、俺の家・・・だよな・・・。
なぜか、玄関にあったダンボールは消えてるが」
005 桜庭夏萌 「入って来ないのですかー?」
006 桜庭彩乃 「どう見ても俺の家だ。
・・・ってことは今家に居る人も鍵かけない主義の方か!」
007 桜庭夏萌 「何か言いましたかー?」
008 桜庭彩乃 「ってそうじゃなくて・・・
あのー!ここ貴方の家じゃないと思うんですけどー!」
009 桜庭夏萌 「なにー?とりあえず入ってきなよー」
010 桜庭彩乃 「あっはい、お邪魔しますー!・・・ってだから俺の家だって!
はぁ・・・なにやってるんだろう・・・」
011 ト書き 桜庭家リビング
012 桜庭夏萌 「あっおかえり」
013 桜庭彩乃 「・・・」
014 桜庭夏萌 「あれ?どうしたの?」
015 桜庭彩乃 「い、いやー・・・最近疲れてるのかなー。
幻覚が見えて話しかけてきてる」
016 桜庭夏萌 「・・・それが久しぶりに会った妹に言う言葉ですか?
久しぶりに会ったのですからもう少し喜んだりできませんか?」
017 桜庭彩乃 「あー・・・あのな、連絡もなしに海外に行ってた妹が
いきなり目の前に現れて
『いや、久しぶりだね、元気だった?はっはっはー』
みたいなことには言えないし、ならないからな!」
018 桜庭夏萌 「そういうものですか?」
019 桜庭彩乃 「そういうものだ!・・・というか、しゃべり方どうした?」
020 桜庭夏萌 「変ですか?」
021 桜庭彩乃 「変だな」
022 桜庭夏萌 「あー・・・やっぱりですかー・・・。
あっちの学校で日本語の授業がありまして・・・
多分、その影響だと思います」
023 桜庭彩乃 「へぇー海外行っても日本語勉強しないといけないのか、大変だな。
でっどうしてお前がここに居るんだ?」
024 桜庭夏萌 「帰ってきたからですよ?」
025 桜庭彩乃 「学校は?」
026 桜庭夏萌 「あっちは単位制なので、もう卒業しちゃいました。
これで日本の大学にも行けるので今から楽しみです」
027 桜庭彩乃 「そ、そうか・・・お前頭いいんだな・・・
ってまた大学行くのかよ!俺には理解できない」
028 桜庭夏萌 「行きますよー!でも変な時期に帰ってきてしまいましたね」
029 桜庭彩乃 「あーそうだな、4月まであと5ヶ月もあるし」
030 桜庭夏萌 「まぁっとりあえずそう言うわけなので・・・
『私、桜庭夏萌(さくらばなつめ)は今日からここに
住むことになりました!これからよろしくね、お兄ちゃん』
・・・って気持ちよーく言いたかったのですが・・・
ちょっと、聞きたいことがあるのですよ!」
031 桜庭彩乃 「聞きたいこと?・・・ってちょっと待った!
今、ここに住むとか言わなかったか!?」
032 桜庭夏萌 「先に私の質問を答えてくれませんか?」
033 桜庭彩乃 「いやいやいや、ここは俺の質問が先だろ!兄権限を行使する!」
034 桜庭夏萌 「何を言っているのですか〜?
もちろん私の質問が先ですよね?お兄ちゃん」
035 桜庭彩乃 「・・・な、なんでしょうか?妹君」
036 桜庭夏萌 「さっきまでどちらへ行かれていたのですか?
と言うより昨晩はどこにお泊りになったのですか?」
037 桜庭彩乃 「あー・・・えっとー・・・
つ、疲れてたからさ、学校帰りにあるホテルに泊まったんだ」
038 桜庭夏萌 「ほんとうですか〜?」
039 桜庭彩乃 「疑ってるのか?」
040 桜庭夏萌 「怪しすぎるので」
041 桜庭彩乃 「あ、怪しいからと言って実の兄を疑うのは良くないぞー」
042 桜庭夏萌 「・・・。それもそうですね」
043 桜庭彩乃 「ふぁー・・・」
044 桜庭夏萌 「なんでほっとしてるのですか?」
045 桜庭彩乃 「え!?・・・と、と言うかなんでそんなこと聞いてくる?」
046 桜庭夏萌 「お兄ちゃんが過ちを犯してないかの確認です」
047 桜庭彩乃 「・・・」
048 桜庭夏萌 「あれ?なんでそこで黙るのですか?」
049 桜庭彩乃 「いやー過ちって例えばどんなことだろうと思って」
050 桜庭夏萌 「主に不純異性交遊」
051 桜庭彩乃 「なるほど。それはしてないや」
052 桜庭夏萌 「それは?」
053 桜庭彩乃 「まぁ、まぁーそういうことで」
054 桜庭夏萌 「どういうことですか?」
055 桜庭彩乃 「ほら、大学生になると色々付き合いってのがあってだな・・・」
056 桜庭夏萌 「あって?」
057 桜庭彩乃 「と、とりあえず変なことはしてないから安心しろ」
058 桜庭夏萌 「安心もなにも変なことをしていたら」
059 桜庭彩乃 「していたら?」
060 桜庭夏萌 「再教育ですかね〜」
061 桜庭彩乃 「さ、左様でございますか」
062 桜庭夏萌 「左様です」
063 桜庭彩乃 「はははは・・・」
064 桜庭夏萌 「さて・・・今日は大学あるのですか?」
065 桜庭彩乃 「あるけど・・・休もうかと・・・」
066 桜庭夏萌 「お兄ちゃん?」
067 桜庭彩乃 「ど、どうした?そんな笑顔で」
068 桜庭夏萌 「今、なんと言いましたか?」
069 桜庭彩乃 「いや、だから休もうかと」
070 桜庭夏萌 「ん?」
071 桜庭彩乃 「だ、大学に行きます・・・」
072 桜庭夏萌 「うんっえらいえらい」
073 桜庭彩乃 「あー・・・じゃーとりあえず、まだ時間あるし
部屋の掃除でもしようかな〜」
074 桜庭夏萌 「そうですかー
・・・え?掃除?・・・それにお兄ちゃんが掃除って・・・ぷっ」
075 桜庭彩乃 「なんで吹き出した!?」
076 桜庭夏萌 「だって・・・お兄ちゃんが・・・
掃除って・・・掃除って・・・はははは」
077 桜庭彩乃 「笑いすぎ」
078 桜庭夏萌 「ごめんごめんでも・・・ふふっ・・・ははははは」
079 桜庭彩乃 「はぁー・・・」
080 桜庭夏萌 「ご、ごめんなさい・・・もう大丈夫です!
ふぅ・・・これ以上笑ってしまうと笑死しちゃいますからね」
081 桜庭彩乃 「そうかい」
082 桜庭夏萌 「でもさすがに笑いすぎましたね、ごめんなさい。
まさかお兄ちゃんから『掃除する』って
言葉を聞く日が来るなんて思わなくて」
083 桜庭彩乃 「まぁーそうだよな、でもお前のお兄ちゃんは
一人暮らしをするために練習してマスターしたのだよ!」
084 桜庭夏萌 「玄関にあった山積みダンボールを片づけていなかったのにですか?」
085 桜庭彩乃 「あ、あれは今日片づけようと思ったんだ」
086 桜庭夏萌 「ふふふっそうなんですか」
087 桜庭彩乃 「そうなんですよ」
088 桜庭夏萌 「ふぅー・・・とりあえず、朝ごはんにしますか?」
089 桜庭彩乃 「あぁーそうだな」
090 桜庭夏萌 「って言っても味噌汁とご飯くらいしか今家にないのですけどね」
091 桜庭彩乃 「それで十分だよ。・・・夏萌(なつめ)?」
092 桜庭夏萌 「なんですか?」
093 桜庭彩乃 「おかえり」
094 桜庭夏萌 「・・・。ただいま、お兄ちゃん」
095 桜庭彩乃 「・・・あっここに住む件、どうせ母さんにまだ言ってだろ?
だから、住めるかどうかは母さんの許可が出てからな」
096 桜庭夏萌 「ちぇー」
097 ト書き その日の昼。大学の学食にて
098 桜庭彩乃 「ってことがあって一人暮らし生活2日目の朝にして
2人暮らしになってしまった・・・
なにが『うーん面白いから許可します☆』だよ・・・」
099 蒼葉絢音 「あ〜えっと、色々とツッコミを入れたいところだが・・・
とりあえず学校に居る時と家に居る時と
大分テンション違うんだな・・・。そして・・・どこからが妄想だー!」
100 桜庭彩乃 「は?全部本当のことだけど」
101 蒼葉絢音 「どー考えたって妹居ないやつの妄想劇だろ!
実際そんな妹なんて存在しないから!」
102 桜庭彩乃 「いや本当なんだけど・・・」
103 蒼葉絢音 「こればっかりは信用できん。というか信じたくない」
104 桜庭彩乃 「まぁ信じたくないなら信じなくていいけど」
105 蒼葉絢音 「でも彩乃(あやの)が冗談を言うやつじゃないってのも事実。
くぅーーー認めたくないが認めてやろう!
信じたくないが信じてやろう!」
106 桜庭彩乃 「お、おう。これは感謝しておけばいいのか?」
107 蒼葉絢音 「あ〜ぁいいなー・・・」
108 桜庭彩乃 「優音(ゆのん)ちゃんだってこんな感じだろ?」
109 蒼葉絢音 「はぁー?ぜっんぜん違う!同じ『妹』とは思えない!」
110 桜庭彩乃 「そうか?」
111 蒼葉絢音 「そうだ」
112 桜庭彩乃 「まぁーでも、なんだかんだ言っても可愛いんだろ?」
113 蒼葉絢音 「可愛い?だれが?」
114 桜庭彩乃 「お前の妹」
115 蒼葉絢音 「はぁ?何言ってるの?あいつのどこが可愛いんだよ!
いつもいつも生意気なことばっか言ってくるし、俺をパシリに使うし」
116 桜庭彩乃 「妹なんてそんなもんだろ?」
117 蒼葉絢音 「彩乃(あやの)に言われたくないー!
あんな非現実的な妹居るくせに!」
118 桜庭彩乃 「俺にとっては普通の妹なんだけどな・・・」
119 蒼葉絢音 「俺にとっては異常な妹だ」
120 桜庭彩乃 「人の妹を異常って言うな」
121 蒼葉絢音 「あぁ〜妹交換制度とかないのかなー
そしたら絶対彩乃(あやの)の妹と俺の妹交換するんだけどなー・・・
そして、リアル妹の苦しみを味わうがいい!はははは」
122 桜庭彩乃 「俺の妹もリアルだ!」
123 蒼葉絢音 「信じられないねー!」
124 桜庭彩乃 「はぁー・・・大体、妹が仮に交換できたとしても、
やめておけばよかったとか絶対思うぞ」
125 蒼葉絢音 「なんで?」
126 桜庭彩乃 「襲われたりされてないか、とか気になるだろ?」
127 蒼葉絢音 「気にならない!と言うかそんなこと考えないって」
128 桜庭彩乃 「まぁーそんなことは考えないとしても
交換なんてしたら心配にはなるだろ?」
129 蒼葉絢音 「ならないけど?」
130 桜庭彩乃 「そ、そうか・・・」
131 蒼葉絢音 「ちょっと冷たいと思うかもしれないが、
妹と兄なんてみんなこんなもんだぞ?」
132 桜庭彩乃 「そんなものなのか・・・」
133 蒼葉絢音 「そんなものさ」
134 桜庭彩乃 「・・・ところでそのうどん・・・おいしいのか?」
135 蒼葉絢音 「絶品だぞ!今度買ってみれば?」
136 桜庭彩乃 「うーん・・・考えておく」
137 蒼葉絢音 「あっそれより、さっきの話で気になったことが・・・」
138 桜庭彩乃 「妹の他に?」
139 蒼葉絢音 「彩乃(あやの)・・・昨日どこ泊まったんだ!?
この近くのホテルといえば・・・ま、まさか・・・
そのラから始まるホテルに居たわけじゃないだろうな!」
140 桜庭彩乃 「あー・・・居たけど?」
141 蒼葉絢音 「ぐはっ・・・」
142 桜庭彩乃 「どうした?いきなり倒れこんで」
143 蒼葉絢音 「な、なんなんだお前は!家には超非現実な妹!
夜はラのつくホテルで共に過ごせる女!
・・・夜道背中には気を付けるんだな!!」
144 桜庭彩乃 「はぁー・・・つかれた・・・」
145 蒼葉絢音 「俺も疲れた!
・・・食べ終わったし片づけてくる・・・あっ水持ってこようか?」
146 桜庭彩乃 「ありがと」
147 蒼葉絢音 「はいはいー・・・・・・あ゙っ」
148 桜庭彩乃 「どうした?いきなり戻ってきて」
149 蒼葉絢音 「なんで俺の妹の名前知ってるんだ?
俺、妹が居るとは言ったことあったが、
名前はきつく口止めされてるから絶対言ってないはずだ」
150 桜庭彩乃 「たまにお前って鋭いよな・・・と言うか口止めされてたのか。
だから今まで名前を言わなかったのか、なるほど・・・」
151 蒼葉絢音 「そうだよ!
『じゅんにぃの妹だってばれたら生きていけないから
絶対誰にも名前言うなよ!もし私の名前言ったらじゅんにぃの
大事にしてる本をすべてお母さんに見せてその後、
目の前で燃やし尽くす』
って脅迫されてるんだよー!俺の妹はこんなやつなんだよ!」
152 桜庭彩乃 「まぁー確かにお前の妹だって知られたら生きていけないな」
153 蒼葉絢音 「知られても生きていけるって!俺の扱い酷すぎるだろ・・・」
154 桜庭彩乃 「あとお前って『あやと』だよな?なんで『じゅんにぃ』?」
155 蒼葉絢音 「彩乃(あやの)はなぜか俺の妹の名前を知ってるみたいだから
言っても大丈夫だよな・・・うん。
俺の妹って優しい音って書いて優音(ゆのん)って書くんだけど、
俺の名前にも音が入ってるだろ?それである時
『絢音(あやと)と同じ漢字があるの嫌だから
今日から“音”消して絢(あや)でよくない?
あっでも絢(あや)だと女っぽいから〜・・・
じゅん!今日から『じゅんにぃ』って呼ぶから』
って言われてそれ以来ずっとじゅんにぃだ・・・」
156 桜庭彩乃 「えーっと・・・嫌われてるのか?」
157 蒼葉絢音 「兄妹なんてこんなもんだ」
158 桜庭彩乃 「いやいやいや」
159 蒼葉絢音 「それよりもー
なんで優音(ゆのん)のこと知ってたか詳しく教えてもらうかー!」
160 桜庭彩乃 「気になるのか?お前妹に興味なかったんじゃないのか?」
161 蒼葉絢音 「ないが、彩乃みたいな危ないやつが
妹の名前を知っているのは兄として見過ごすわけにはいかないんだよな」
162 桜庭彩乃 「まぁーつい最近知ったというか・・・
会ったというか・・・まぁ色々あってな」
163 蒼葉絢音 「その『色々』を詳しく聞きたいんだよなー」
164 桜庭彩乃 「昨日学校帰るときに会った。以上」
165 蒼葉絢音 「お前はすれ違っただけで
名前と誰の妹か分かる能力でも持っているのかよ!」
166 桜庭彩乃 「まぁーな」
167 蒼葉絢音 「ちょっ肯定するなー!」
168 桜庭彩乃 「まぁーその能力使って知ったってわけさ」
169 蒼葉絢音 「・・・」
170 桜庭彩乃 「どうした?」
171 蒼葉絢音 「昨日なー、優音(ゆのん)のやつ遅く帰ってきたらしいんだよ」
172 桜庭彩乃 「う、うん」
173 蒼葉絢音 「遅くと言うか朝方に帰ってきたらしいだよ」
174 桜庭彩乃 「そうか」
175 蒼葉絢音 「確か・・・友達の家に泊まったと言ってたらしいが、
俺が見たときはなにか隠してる感じだったんだよなー」
176 桜庭彩乃 「ふーん・・・」
177 蒼葉絢音 「お前俺の妹に手出してないよな!!!!」
178 桜庭彩乃 「うわっいきなり胸倉をつかむな!服が伸びる伸びる!」
179 蒼葉絢音 「出してないよな?」
180 桜庭彩乃 「あ、あぁ・・・」
181 蒼葉絢音 「な、なぜ目をそらした!?」
182 桜庭彩乃 「と、とりあえず手を離してくれ・・・みんな見てる見てる」
183 蒼葉絢音 「わ、わるかった・・・あっなんでもないですー」
184 桜庭彩乃 「騒いですいません!」
185 蒼葉絢音 「と、とりあえず片づけして水もってくる」
186 桜庭彩乃 「うん、いってらっしゃい。・・・ん?電話か・・・」
187 桜庭夏萌 『もしもしお兄ちゃん?』
188 桜庭彩乃 「どうした?」
189 桜庭夏萌 「道に迷ってしまいまして・・・
今『フィッシュフラワー』って言うスーパーのところに
居るのですが家までの帰り道ってわかりますか?」
190 桜庭彩乃 「フィッシュフラワー・・・うーん・・・あっありがとー」
191 蒼葉絢音 「電話中?」
192 桜庭彩乃 「お前『フィッシュフラワー』って知ってる?」
193 蒼葉絢音 「知ってるけど?」
194 桜庭彩乃 「よし。・・・もしもし?家までじゃなくて岡駅とかでもいいか?」
195 桜庭夏萌 「そうですね・・・。岡駅からなら大丈夫です」
196 桜庭彩乃 「了解。と言うわけで、これどうぞ」
197 蒼葉絢音 「え?え?」
198 桜庭彩乃 「その電話の相手に
『フィッシュフラワー』から岡駅までの道、教えてやってくれないか?」
199 蒼葉絢音 「べつにいいけど・・・」
200 桜庭夏萌 「あれ?お兄ちゃん?電波悪いのかな・・・」
201 蒼葉絢音 「あっ電話代わりました。
えっと・・・彩乃(あやの)の友達の絢音(あやと)です」
202 桜庭夏萌 「え?お兄ちゃんの?
あっ初めまして彩乃(あやの)の妹の夏萌(なつめ)です。
いつも兄がお世話になっております」
203 蒼葉絢音 「え!?」
204 桜庭夏萌 「うわっ・・・ど、どうしましたか?」
205 蒼葉絢音 「あっいや・・・なんでもないです、すいません・・・
そ、その・・・『フィッシュフラワー』から岡駅までの道ですよね?」
206 桜庭夏萌 「そうです・・・お手数おかけします」
207 蒼葉絢音 「い、いや大丈夫です、き、気にしないで。えっとえっと・・・」
208 桜庭彩乃 「・・・やっと食べ終わった・・・
さすがに安いからと言って超特盛頼んだのは安易だったな・・・」
209 蒼葉絢音 「あっ分かった?よかったよかった」
210 桜庭夏萌 「ありがとうございます!本当に助かりました」
211 桜庭彩乃 「ん?分かったのか?ちょっと携帯かして」
212 蒼葉絢音 「ちょっ」
213 桜庭彩乃 「夏萌(なつめ)?」
214 桜庭夏萌 「あっお兄ちゃん」
215 桜庭彩乃 「絢音(あやと)が言葉のセクハラしてこなかったか?」
216 蒼葉絢音 「してねーよ!!」
217 桜庭彩乃 「ちゃんと絢音(あやと)にお礼言ったかー?」
218 桜庭夏萌 「はい」
219 桜庭彩乃 「よろしい。まぁー気をつけて帰れよ」
220 桜庭夏萌 「お兄ちゃんもね」
221 桜庭彩乃 「わかったよ」
222 桜庭夏萌 「うむ、よろしい」
223 桜庭彩乃 「じゃまたなー」
224 桜庭夏萌 「うん、またね」
225 桜庭彩乃 「・・・。ありがとな」
226 蒼葉絢音 「さ、さっきの人は?」
227 桜庭彩乃 「妹」
228 蒼葉絢音 「だよねー!うわぁー本当に居た・・・妄想じゃなかったのかよー!」
229 桜庭彩乃 「信じてなかったのかよ」
230 蒼葉絢音 「9割」
231 桜庭彩乃 「ほとんどじゃねーか!」
232 蒼葉絢音 「あぁーあ・・・神様って理不尽だよな・・・」
233 桜庭彩乃 「そうだなー」
234 蒼葉絢音 「彩乃(あやの)が同意するな!」
235 桜庭彩乃 「駄目だったか?・・・。さて、一応助けてもらったし、
お前が妹のことをすごく心配している天邪鬼シスコンと言うことが
さっきの一件でよく分かったから教えてやるかー・・・」
236 蒼葉絢音 「はぁ!?シスコン?ぜ、全然心配なんてしてないしー妹とかどうでも」
237 桜庭彩乃 「じゃー話すのやめる」
238 蒼葉絢音 「うっ・・・べ、別に構わないぞ」
239 桜庭彩乃 「そうか」
240 蒼葉絢音 「お、おう・・・」
241 桜庭彩乃 「さて面倒だが俺も片づけてくるか・・・」
242 蒼葉絢音 「ちょ、ちょっと待った」
243 桜庭彩乃 「ん?」
244 蒼葉絢音 「い、いや・・・なんでもない・・・いってら」
245 桜庭彩乃 「おう」
246 蒼葉絢音 「・・・やっぱり待った!」
247 桜庭彩乃 「なんだよ」
248 蒼葉絢音 「やっぱりいい」
249 桜庭彩乃 「そうかい」
250 蒼葉絢音 「・・・どぅわあああああああ!」
251 桜庭彩乃 「とうとう壊れたか・・・」
252 蒼葉絢音 「壊れてない!・・・そのーなんだ・・・彩乃(あやの)が
どうしてもしゃべりたいのならしゃべってもいいんだぞ?」
253 桜庭彩乃 「へ?」
254 蒼葉絢音 「お、俺の妹の話」
255 桜庭彩乃 「別に話したくないし遠慮する」
256 蒼葉絢音 「しゃべってください!お願いします」
257 桜庭彩乃 「よろしい」
258 蒼葉絢音 「で、でもその・・・
気になっただけで心配とかそーいうのじゃないからな」
259 桜庭彩乃 「はいはい。・・・まぁ話すと言っても、お前の妹、
まぁーお前の妹だってことは後から知ったんだが・・・
なんか男たちと揉めててさ、どうもその男たちが無理やり」
260 蒼葉絢音 「男に無理やり!?それはどんなやつだ!!!」
261 桜庭彩乃 「分かった分かった頼むから胸倉を掴まないでくれ服が伸びる」
262 蒼葉絢音 「あっ悪い」
263 桜庭彩乃 「えっと・・・
それで、ちょっとやばそうな雰囲気だったから助けに入ったわけ」
264 蒼葉絢音 「うん」
265 桜庭彩乃 「まぁーそれでホテル入ってお前の妹だって知って談笑してたらさ、
優音(ゆのん)ちゃんが安心したのか寝ちゃって俺も引越し作業
からの学校で疲れとかあったし横になったら見事に
お互い爆睡して気づいたら朝になってた」
266 蒼葉絢音 「うんうん・・・はぁ?」
267 桜庭彩乃 「それで昨日はホテルで泊まったってわけさ。あー高かった・・・」
268 蒼葉絢音 「・・・。助けてくれたのは兄として感謝してるが・・・
なぜそのあとホテルに入った!?」
269 桜庭彩乃 「っ!だ、だから服が伸びる!やめろ胸倉を掴むのを」
270 蒼葉絢音 「つ、つい・・・」
271 桜庭彩乃 「いやー知らない女性を一人暮らしの家に
上がらせるわけにはいかないし・・・」
272 蒼葉絢音 「ホテルの方が駄目だろ!」
273 桜庭彩乃 「まぁーホテルの方が近かったし、
それに俺が入ろうと言ったわけじゃないし」
274 蒼葉絢音 「えっ!?」
275 桜庭彩乃 「あの時、優音(ゆのん)ちゃん薄着でさ、上着貸したんだよ。
そしたら寒くなっちゃって。そしたらさ、
『寒いですよね・・・その・・・場所はあれですが・・・
とりあえず中に入りませんか?』
って感じになって」
276 蒼葉絢音 「な、なんだと・・・」
277 桜庭彩乃 「俺の名前教えてたし、大丈夫だと思ったんじゃない?」
278 蒼葉絢音 「だとしても・・・」
279 桜庭彩乃 「まぁー何もしてないし安心しろ」
280 蒼葉絢音 「当たり前だ!
優音(ゆのん)になにかしてみろ、絶対許さないからな!」
281 桜庭彩乃 「あーはいはい」
282 蒼葉絢音 「・・・」
283 桜庭彩乃 「あっ俺が言ったこと内緒にしておいてくれないか?
一応言わないって約束してたし・・・」
284 蒼葉絢音 「分かった。・・・あっ携帯貸してくれない?」
285 桜庭彩乃 「携帯?」
286 蒼葉絢音 「優音(ゆのん)に電話する」
287 桜庭彩乃 「自分の持ってるだろ?」
288 蒼葉絢音 「あいつ俺がかけると出ないから」
289 桜庭彩乃 「ははは・・・どうぞ」
290 蒼葉絢音 「ありがと」
291 桜庭彩乃 「はぁー・・・さて、食器片づけにいかないとな・・・」
292 蒼葉絢音 「あっ優音(ゆのん)か?絢音だ。あぁ、そうだよ。
今日一緒に帰るぞ!・・・なんでもだ。いいか?絶対学校で待ってろよ!
分かった?返事は?うん。あーはいはい、なんか奢ってやるから」
293 ト書き 夜、桜庭家のリビングにて
294 桜庭彩乃 「基本的に兄妹と言うものはあまり仲が良くないらしい・・・
でもどんなに仲が悪くてもやっぱり妹のことを心配してしまうのが
兄と言うものなんだなーっと今日友人を見ながら思ったのだよ」
295 桜庭夏萌 「そうですか。それで今朝の挙動に繋がるのですね」
296 桜庭彩乃 「まぁーなにもしてないとはいえ、ちょっとな」
297 桜庭夏萌 「さて・・・」
298 桜庭彩乃 「ん?・・・えっとーな、夏萌(なつめ)さん?
何をしてらっしゃるのでしょうか?」
299 桜庭夏萌 「今朝言ったじゃないですかー」
300 桜庭彩乃 「ちょ、ちょっとまった!俺は何もしないぞ」
301 桜庭夏萌 「そうですね〜」
302 桜庭彩乃 「だ、だろ?」
303 桜庭夏萌 「でもですねー、
入った時点で、してるしてないじゃないと思いますよー?」
304 桜庭彩乃 「いや・・・それは・・・」
305 桜庭夏萌 「今朝言ったこと覚えてますよね?」
306 桜庭彩乃 「え?」
307 桜庭夏萌 「変なことをしたら」
308 桜庭彩乃 「再教育・・・」
309 桜庭夏萌 「正解です!桜庭家の恥にならないように、
きっちり社会について勉強しましょうね〜お兄ちゃん」
310 桜庭彩乃 「た、頼む・・・あ、あれは、あれだけはやめてくれーーー!!!!」
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