迷探偵!!茂吉☆

原作者 魚花ほっけ
登場キャラ数 男:1 女:2 無:0
ジャンル ギャグ
セリフ数 124
目安時間 8分
利用規約 配布元とURL書いてってことです
提供元 音楽作品を制作している1次創作グループ
メディア  
登場人物 性別/声 セリフ数 その他
神保 茂吉
(じんぼ もきち)
47 神保探偵事務所の迷探偵。
本人はいたって真面目。
あだ名はホモ吉。
安部 早苗
(あべ さなえ)
39 茂吉の助手。
男がやってもいい気がするが、女です。自由です。
毒舌です。
一人称は僕。
斉藤 加代子
(さいとう かよこ)
38 神保探偵事務所のお隣に住んでいる若奥様。

サークル情報

001 ト書き 斉藤宅
002 斉藤加代子 「きゃああああああああ!!!」
003 神保茂吉 「どうされましたか!!?奥さん!!」
004 斉藤加代子 「あ、あなたは、隣の神保探偵事務所の探偵、神保茂吉先生!!」
005 神保茂吉 「そうです。私の名前は神保茂吉!あらゆる難事件を華麗に解いてきた名探偵です!」
006 安部早苗 「そして、僕がその助手の安部早苗です!」
007 斉藤加代子 「そして、ワタクシが神保探偵事務所の隣に住んでいる若奥様、斉藤佳代子です!」
008 3人 「どうぞ、よろしくお願いします」
009 神保茂吉 「ってなんだこれ!!」
010 安部早苗 「最初のキャラ自己紹介です!」
011 斉藤加代子 「どんなキャラかを知ってもらい、より分かりやすくお送りしています」
012 神保茂吉 「それにしたって、説明セリフすぎんだろ!!しかも『よろしくお願いします』って誰に言ってんだよ!!」
013 安部早苗 「画面の前のリスナーに向けてだよ!!」
014 神保茂吉 「リスナーとか言っちゃだめえええ!!!声劇(せいげき)だって事は私たちだけの秘密!!」
015 斉藤加代子 「個人的には声劇(せいげき)ではなく、声劇(こえげき)と言いたいです」
016 安部早苗 「あ、私も声劇(こえげき)派です」
017 神保茂吉 「読み方はどっちでもいいよ!!もう全然この世界に入りこめないよ!!」
018 安部早苗 「だって、しょうがないじゃないですか!!声劇(こえげき)なんですもん!!!
僕は漫画とかアニメとかでやりたかったんですよ!!!
そうすれば、キャラ紹介しなくても、テロップとかでかっこよく紹介されるのに!!
こんな腐れ探偵の助手ということを自分の口で言わなきゃいけないなんて!!」
019 斉藤加代子 「可愛そうに。こんなホモ吉の助手ということを公言しなきゃいけないなんて!!」
020 神保茂吉 「誰がホモ吉ですか!!私は神保茂吉です!!!というか、そんなに私の助手はイヤ!!?」
021 安部斉藤 「イヤに決まってんでしょうが!!」
022 神保茂吉 「二人で言わなくてもええやん!!てか、じゃ、なんで助手やってんだよ!!」
023 安部早苗 「金のために決まってんだろうが!!」
024 神保茂吉 「もうやだ、この助手・・・」
025 斉藤加代子 「ところで事件は解決してくれないんですか?」
026 安部早苗 「ほら、早くストーリー進めてくださいよ、ホモ吉先生」
027 神保茂吉 「話が進まないのは君たちのせいだからね。後、ホモ吉言うな!」
028 斉藤加代子 「それで・・・」
029 神保茂吉 「あーはい、斉藤の奥さま、悲鳴を上げてらっしゃいましたがどうなさいましたか?」
030 斉藤加代子 「はい、実は主人が死んでいまして」
031 神保茂吉 「殺人事件!!?」
032 安部早苗 「盛り上がってまいりました!!」
033 神保茂吉 「早苗、君は少し黙っていなさい!奥様、ご主人はどこに?」
034 斉藤加代子 「こちらです」
035 ト書き 台所
036 神保茂吉 「台所での殺人事件か・・・」
037 斉藤加代子 「ワタクシが買い物から帰ってきましたら、この状態で」
038 安部早苗 「あの、一つ聞いていいですか?」
039 神保茂吉 「なんだ?」
040 安部早苗 「なんで、全裸?」
041 神保茂吉 「それは・・・私も気になっていたけど、あえてスルーしたのに」
042 斉藤加代子 「主人は家では常に全裸でしたので」
043 安部早苗 「へー、謎が解けてスッキリしました。
この豚、外出るときはキッチリスーツ着てるくせに、家では全裸だったんですねー」
044 神保茂吉 「早苗!!君は人の旦那さんに向かって・・・」
045 斉藤加代子 「いいんです!!
主人が豚で、ハゲで、ひげが濃くて、足が臭くて、顔がオオサンショウウオみたいなのは事実ですから」
046 神保茂吉 「いや、早苗もそこまでは言ってな・・・」
047 安部早苗 「そうですよ!!
豚でハゲでひげが濃くて足が臭いのは認めますが、顔はオオサンショウウオよりブサイクです!!
可愛いオオサンショウウオと比べないでください!!」
048 斉藤加代子 「そうですね、オオサンショウウオの方が100倍可愛いですね、すいません!!」
049 安部早苗 「わかってくれればいいんです♪」
050 神保茂吉 「ツッコミが足りねえ!!」
051 斉藤加代子 「で、どうなんですか?ホモ吉さん、豚は何で死んだんですか?」
052 神保茂吉 「奥さんまで豚って言っちゃった!!
後、ホモ吉じゃ・・・というのはもう言っても無駄だと思うのでスルーします」
053 安部早苗 「んで、ホモ吉~、誰が犯人?」
054 神保茂吉 「いや、まだ犯人は・・・」
055 安部早苗 「わかんねぇの?使えねぇな」
056 神保茂吉 「そんなすぐに分かるか!!」
057 安部早苗 「じっちゃんの名に賭けてる探偵の助手になりたい・・・」
058 斉藤加代子 「真犯人はCMのあと!!」
059 神保茂吉 「君たち自由すぎない!!?」
060 安部早苗 「アニメ化まだかな~」
061 斉藤加代子 「まずは漫画じゃないですか?」
062 神保茂吉 「もうそういう話はいいから!!推理しよ!ね?ね!?」
063 安部早苗 「しょうがねぇな」
064 斉藤加代子 「一つ貸しですよ」
065 神保茂吉 「なんだ、このやりづらい空気・・・」
066 安部早苗 「で、どうやって推理するんですか?」
067 神保茂吉 「推理は証拠集めからだ!まずはこの旦那さんの死体をよく見て、何か手がかりがないかを探すんだ」
068 安部早苗 「全裸のおっさんを観察したくないです」
069 斉藤加代子 「私もちょっと」
070 神保茂吉 「ああもう!いいですよ!!私が調べますから!!」
071 安部早苗 「さすがホモ吉!男の裸は見慣れてるのか」
072 神保茂吉 「んなわけあるか!・・・ん?これは縄の痕(あと)!?旦那さんは縄で拘束されていたのか?」
073 斉藤加代子 「あ、それはプレイの痕(あと)です///」
074 安部早苗 「ホモ吉、人の性事情を暴いてどうすんだよ」
075 神保茂吉 「暴きたくて暴いたんじゃねえよ!!」
076 斉藤加代子 「あ、ホモ吉さん、これって事件に関係ありますかね?」
077 神保茂吉 「どれですか?こ、これはダイイングメッセージ!!」
078 安部早苗 「ダイイング・・・なんですかそれ?」
079 神保茂吉 「ダイイングメッセージ。被害者が死の間際、犯人を指し示すメッセージを残すことを言うんだ!!
台所で残されたメッセージだから、ダイ『ニ』ングメッセージでもあるな」
080 安部早苗 「・・・」
081 斉藤加代子 「・・・」
082 神保茂吉 「え?なんで黙るの!?」
083 安部早苗 「ここに来ておやじギャグとか・・・」
084 斉藤加代子 「死の間際に必死で残したメッセージを茶化すとか・・・」
085 神保茂吉 「わ、悪かったよ!!」
086 安部早苗 「誠意が感じられない!」
087 斉藤加代子 「土下座まだですか?」
088 神保茂吉 「ああ、もう、どうもすいませんでした!!!」
089 安部早苗 「こんな大人にはなりたくないですね」
090 斉藤加代子 「頭下げればいいってもんじゃないですよ」
091 神保茂吉 「どないせいっちゅうねん!!」
092 斉藤加代子 「で、このダイイングメッセージは何の意味が?」
093 安部早苗 「なんて書いてあるんですか?」
094 神保茂吉 「ヤ・・・マ?」
095 安部早苗 「山!」
096 斉藤加代子 「川!」
097 神保茂吉 「そうか!犯人は忍者か!!」
098 安部早苗 「何言ってんですか?」
099 斉藤加代子 「真面目に推理してください」
100 神保茂吉 「分かりましたよ!といっても・・・奥さん、山に関連した人はお知り合いに居ませんか?」
101 斉藤加代子 「山ですか?山・・・やま・・・あ!!あの人かしら!?」
102 神保茂吉 「心当たりが!!?」
103 斉藤加代子 「部下に山田君と言う子がいるんです」
104 神保茂吉 「その子の事、旦那さんは何か言ってませんでしたか!?」
105 斉藤加代子 「確か『山田が生意気だから、しこたま叱ってやったぜ!ぐへへ』と豚の分際で話していた記憶が・・・」
106 神保茂吉 「豚・・・はいいとして、旦那さんに叱られた腹いせに殺害を企てた!!その線で捜査をしてみましょう!!」
107 安部早苗 「ちょっと待てよ!!そんな逆恨みで人を殺せるかよ!!」
108 斉藤加代子 「そうですよ!!山田君はイケメンでおばさんのワタクシにも優しくしてくれる好青年なんですよ!!」
109 神保茂吉 「え?でも、ダイイングメッセージでヤマって・・・」
110 安部早苗 「そんな豚のダイイングメッセージで山田君に罪を着せるんですか!?」
111 斉藤加代子 「そうですよ!!豚が残した豚語に何の価値もないですよ」
112 神保茂吉 「あのー、お二人とも推理する気あります?」
113 安部早苗 「ないですよ」
114 斉藤加代子 「あるわけないじゃないですか」
115 神保茂吉 「ド畜生!!どおりで一人相撲だと思ったよ!!」
116 安部早苗 「さっきからホモ吉がマジだから、変だと思ってたんだよ」
117 斉藤加代子 「ワタクシが依頼もしてないのに、推理し始めたから、変なオッサンだな~と思ってました」
118 安部早苗 「依頼料も貰わず推理とかどこのボランティアですか」
119 神保茂吉 「うるせえええ!!てか、じゃあ、この事件はどうすんだよ!!」
120 斉藤加代子 「そんなの決まってるじゃないですか」
121 安部早苗 「警察に電話します」
122 神保茂吉 「・・・あ、ですよねー」
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