巻き込まれ人生☆

原作者 魚花ほっけ
登場キャラ数 男:3女:1無:0
ジャンル ラブコメ
セリフ数 144
目安時間 10分
利用規約 配布元とURL書いてってことです
サークル紹介 音楽・音声作品やゲームを製作中
音源 音声戯曲セレネ
登場人物 性別/声 セリフ数 その他
二毛 太陽
(にげ たいよう)
56 何事にもやるきを出さない男のはず。
漆瀬 伊代
(うるせ いよ)
38 うるさい女。
太陽の幼馴染。
吉利 甲斐
(きちり がい)
27 きっちり、きちきち、何事にもきっちり、きっちり。
クラス委員長。
付利 涼太
(ふり りょうた)
23 不良。

サークル情報

001 ト書き 山登り道
002 漆瀬伊代 「んーーーーー♪
今日もいい天気。まさに遠足日和!!!ヒャッホホーイ!!!」
003 二毛太陽 「うるさい、だまれ、暑苦しい」
004 漆瀬伊代 「コラァ、太陽、なーに湿っぽい顔してんの!!
太陽という名前は飾りなのか?
さぁ、このギンギラギンの太陽のように
輝いた笑顔を見せてごらん!!」
005 二毛太陽 「ハァ、何でこんな歩いて山登るだけのイベントに
そんな熱くなれるかね~」
006 漆瀬伊代 「おいおい、太陽君、夏に熱くならずにいつ熱くなるんだい?
さぁ、高校生の若い血潮をたぎらせてごらん!!」
007 二毛太陽 「俺がそういう性格だと思うか?」
008 漆瀬伊代 「思うね!!だって、太陽だって高校生だもん!!」
009 二毛太陽 「お前の高校生元気主義には頭が下がるよ」
010 漆瀬伊代 「いや~それほどでも~」
011 二毛太陽 「褒めてねーからな、呆れてるんだからな」
012 吉利甲斐 「太陽君、伊代さん、急いでください!!
このままだと昼食の時間に間に合いません」
013 漆瀬伊代 「了解だ!!
甲斐くん、バビューーンと登って、ぱぱぱぱーーーっと到着するさ」
014 吉利甲斐 「伊代さんは口を動かさずに、足を動かしてください」
015 漆瀬伊代 「ほへーい」
016 吉利甲斐 「それと太陽君。
遠足といえど、学校行事、きっちりとおこなっていただきますよ」
017 二毛太陽 「ハイハイ」
018 吉利甲斐 「ハイは一回です、太陽君」
019 二毛太陽 「はーい、ハァ、先頭からわざわざ最後尾まで来なくていいのに」
020 吉利甲斐 「何か言いましたか?」
021 二毛太陽 「いいえ、何でもございません、クラス委員長様」
022 吉利甲斐 「様はいりません、では遅れないようにお願いしますね」
023 ト書き 甲斐が二人から離れ、先頭に戻る。
024 漆瀬伊代 「いや~、今日もきちきち、きっちりクラス委員長の甲斐くんだね~。
太陽、怒られないようにパッパカ、行こうね~」
025 二毛太陽 「お前がいつもわめき散らしてるから、
目立って注意されるんだろうが」
026 漆瀬伊代 「目立ってるかな~、
このままだと芸能事務所からスカウト来ちゃうかな~♪」
027 二毛太陽 「相も変わらず、伝えたいことは汲み取ってくれないんだな」
028 漆瀬伊代 「ねぇ~、太陽どうしよ、スカウトされちゃったらどうしよう!!」
029 二毛太陽 「絶対ないから諦めろ」
030 漆瀬伊代 「ぶーーーーっ、太陽のイジワル~」
031 二毛太陽 「普通なだけだ」
032 付利涼太 「オラァ、テメェ、道の真ん中歩いてんじゃねえ!!」
033 二毛太陽 「あ、ごめん」
034 付利涼太 「ごめんじゃねぇ!!腐ったみかんみたいな顔しやがって!!
舐めてんのか?あぁん!!」
035 二毛太陽 「ハァ、めんどくさ」
036 付利涼太 「あぁ!!テメェシカトか!!
鼻から指突っ込んで奥歯がたがた言わせたろうか!?」
037 漆瀬伊代 「はっはっはっは、あーーっはっはっは、
いやー涼太君、相変わらずいいセンスしてるね」
038 付利涼太 「な、なんだよ、漆瀬、
俺はこいつと話してるんだから、入ってくんな!!」
039 漆瀬伊代 「いやいや~、腐ったみかんといい、鼻から指突っ込んでといい、
見事な青春ワード!!
分かりやすいクラスのイレギュラー!!
このクラスの良いエッセンスになってるよ、
やるじゃんか、涼太君」
040 ト書き 伊代は涼太の背中をバンバン叩く。
041 付利涼太 「バ、バ、バカヤロー!!適当な事言ってんじゃねえよ!!
おい、お前!!つ、次からは気をつけろよ!!」
042 二毛太陽 「あーい、了解です」
043 漆瀬伊代 「涼太君、またね~」
044 二毛太陽 「ふーっ、なんで俺の周りには平穏がないのだろうか・・・」
045 漆瀬伊代 「いやー、みんな青春パワーがビンビンみなぎってるね~♪
わたしゃ、うれしいよ」
046 二毛太陽 「ま、元凶はやっぱりこいつか・・・」
047 漆瀬伊代 「ほら、太陽、青春に乗り遅れるぞ!!
山頂まで一気にレッツラゴー!!」
048 二毛太陽 「何もなきゃいいけど・・・ハァ」
049 ト書き 山頂
050 漆瀬伊代 「オーチン・・・ハラショー!!」
051 二毛太陽 「うるさい、黙れ、日本語しゃべれ」
052 漆瀬伊代 「いやー、メンゴメンゴ、
私の奥底に眠っていたロシアンの血が騒いでしまったよ!!
はっはっはー♪」
053 二毛太陽 「ま、山頂まで来たし、さっさと昼飯食って帰ろう」
054 漆瀬伊代 「おいおい、青年、こんな清々しい山頂だぜ!!
騒ごうぜ!!!歌おうぜ!!!
山彦と友達になろうぜよ!!ヤッホホーイ」
055 二毛太陽 「お前のテンションは底なしか?あぁ底なしだったな」
056 漆瀬伊代 「さぁ、行くぞ太陽!!この山を制覇しに行くぞおおお!!!」
057 二毛太陽 「この際、制覇でも何でもいいから、メシが先だ」
058 漆瀬伊代 「グゥゥゥゥ・・・腹が減っては戦は出来ぬ!!
据え膳喰わぬは男の恥!!シートを広げろおおおお☆」
059 二毛太陽 「ハイハイ、メシの時くらい落ち着けよ。そしてお前は女だ」
060 付利涼太 「アァ!!おい、ここは俺の縄張りだ!!他行けや、コラァ!!」
061 二毛太陽 「急に走ってきたと思ったら、縄張りって犬かよ」
062 付利涼太 「なーにゴチャゴチャ言ってんだ!!やんのか、コラァ!!!」
063 漆瀬伊代 「やんぞ、コラァ!!」
064 二毛太陽 「おい、伊代、話がややこしくなるから入ってくんな」
065 付利涼太 「そ、そうだぞ、漆瀬は入ってくんな」
066 漆瀬伊代 「何をおっしゃる涼太君!!
こんな面白そうな青春イベントに首を突っ込まない私だと思うかい?
いいや、思わない!!」
067 二毛太陽 「自己完結しやがった」
068 漆瀬伊代 「話をまとめると、涼太君は俺の縄張りだから、
ここで一緒にご飯を食べようということだね☆」
069 二毛太陽 「いや、違うだろ、どう解釈したらそうなるんだよ」
070 付利涼太 「しょうがねえな、今回だけだぞ」
071 二毛太陽 「お前も乗り気かよ!!」
072 漆瀬伊代 「太陽はKYだな~、
そんなんじゃクレーマーからの理不尽な注文に対応できないぞ☆」
073 二毛太陽 「もう疲れるから突っ込まんぞ」
074 吉利甲斐 「君たちまた騒いで、
他の人たちの迷惑になるから騒がないでいただきたいね」
075 漆瀬伊代 「つまり私たちと一緒にご飯が食べたいんだね☆」
076 二毛太陽 「へ~、そうなんだ~、俺にはわからなかったよ~」
077 漆瀬伊代 「こんなこともわからないなんて、太陽はバカだなぁ♪」
078 二毛太陽 「イラッ☆
ま、クラス委員長、うるさくならないように気をつけますんで、
ここはお引き取りを・・・」
079 吉利甲斐 「いや、君たちは信用ならんからな、
僕も一緒に食事をとることにしよう」
080 二毛太陽 「あ~、俺の平穏がくずされていく~」
081 漆瀬伊代 「ほんじゃま、おなかもペッコリーナだし、ご飯にしますかー!!
と言いたいところだけど、私ちょっとラフレシア摘んでくるわ♪」
082 二毛太陽 「あいよ~、アフリカの奥地まで行ってら―」
083 ト書き 伊代、その場を離れる。
084 二毛太陽 「・・・」
085 付利涼太 「・・・」
086 吉利甲斐 「・・・」
087 二毛太陽 「・・・(うわー、この沈黙キツイわー)」
088 付利涼太 「おい、お前」
089 二毛太陽 「ん、俺か?」
090 付利涼太 「お前、漆瀬の事どう思ってんだ?」
091 二毛太陽 「へ?伊代の事、別にどうも思ってないけど・・・」
092 付利涼太 「そ、そうか」
093 吉利甲斐 「それは本当ですか?」
094 二毛太陽 「委員長までどうしたんだよ」
095 吉利甲斐 「あれだけ一緒にいて、
何も思わないというのは変じゃありませんか?」
096 付利涼太 「テメェ!!嘘つきやがったな!!」
097 二毛太陽 「ついてねぇよ!!家がとなりだから、一緒にいる時が多いだけだ」
098 吉利甲斐 「では、太陽君と伊代さんは
お付き合いしてるわけじゃないんですね?」
099 二毛太陽 「は?んなわけないでしょ、俺はめんどくさいのが大嫌いなの。
なんであんなKINGオブめんどくさいのを
恋人にしなきゃいけねぇんだよ」
100 吉利甲斐 「分かりました、では、僕が交際を申し込んでも良いということですね」
101 二毛太陽 「ハイハイ、どうぞどうぞ・・・って、ええええ!!?」
102 吉利甲斐 「どうしましたか?」
103 二毛太陽 「え?いや、委員長、伊代の事好きだったんですか!?」
104 付利涼太 「な!!おめぇも漆瀬の事好きだったのか!?」
105 二毛太陽 「ああ、そうらしいぞ・・・ん?お前『も』?」
106 吉利甲斐 「まさか、涼太君、君も」
107 付利涼太 「わ、わりいかよ!!」
108 吉利甲斐 「いえ、ですが、これで君と僕は恋のライバルですね」
109 付利涼太 「譲る気はねぇからな!!」
110 吉利甲斐 「僕だって負けませんよ」
111 二毛太陽 「こいつらから、昭和の青春ドラマの匂いがするのは俺だけか・・・」
112 ト書き 伊代、帰ってくる。
113 漆瀬伊代 「たっだいマーライオン♪」
114 吉利甲斐 「おかえりなさい」
115 漆瀬伊代 「ん?どうしたの?太陽、顔色悪いけど」
116 二毛太陽 「いや、色々あってな、気にするな、さて、メシにするか」
117 吉利甲斐 「食事の前に少し良いだろうか」
118 漆瀬伊代 「ハイ、どうぞ、甲斐君。おなかすいてるから、手短に頼むぜい!!」
119 吉利甲斐 「伊代君、僕は君の事が好きだ!!」
120 漆瀬伊代 「ほへ?」
121 二毛太陽 「なああああに言ってるんすか!!?委員長、トチ狂ったんか!!?」
122 吉利甲斐 「狂ってなどいない!!思いのたけをぶつけただけだ!!」
123 二毛太陽 「何で今なんだよ!!
告白ならどっか呼び出して勝手にやってください、
俺の迷惑考えてください!!」
124 吉利甲斐 「トキメキが止まらなくなってしまった、すまない」
125 二毛太陽 「あなたそんなキャラでしたっけ・・・」
126 付利涼太 「ちょっと待ったあああ!!」
127 二毛太陽 「待たねえよ!!なんだよこの流れ!?」
128 付利涼太 「俺も漆瀬の事が好きだ!!」
129 二毛太陽 「あああ、俺の平穏があああ!!!」
130 吉利甲斐 「伊代君、どうだろうか?」
131 漆瀬伊代 「え?ハァ、あの~・・・」
132 吉利甲斐 「僕はこれまでどんな事でも、真面目にきっちり考えてきた!!
そんな時に現れた伊代君の奇想天外な言動、
行動、僕の心を射止めて離さなかった!!」
133 付利涼太 「俺がどんなにやさぐれて、暴れていても、
そんな事気にせず、接してくれたそんな漆瀬に惚れたんだ」
134 吉利甲斐 「伊代君、僕の気持ちを受け止めてくれ!!」
135 付利涼太 「漆瀬、お前の答えを聞かせてくれ!!」
136 漆瀬伊代 「私も二人の事大好きだよおおおおお♪」
137 甲斐涼太 「ふたり?」
138 二毛太陽 「え?伊代、何言ってんの!?」
139 漆瀬伊代 「いや~、二人の青春パワーをもらっちゃったな~☆」
140 二毛太陽 「青春パワーって・・・」
141 漆瀬伊代 「しかし二人とも熱いねぇ、私も負けてられないな~」
142 二毛太陽 「いや、伊代、あれだぞ、今、お前告白されたんだぞ!!?」
143 漆瀬伊代 「私は、甲斐君も涼太君も太陽もみーーんな大好きだよ☆」
144 吉利甲斐 「これは告白成功なのでしょうか?」
145 付利涼太 「一応、両想い?」
146 二毛太陽 「いや、おかしいから!!好きのベクトルが違くなってるよ」
147 漆瀬伊代 「なーにゴチャゴチャ言ってんの?ごはんにしよ、ごはん☆」
148 吉利甲斐 「そうですね」
149 付利涼太 「さっさと食うか」
150 二毛太陽 「おかしいのは俺なのか、俺が間違っているのか!!?」
151 二毛太陽 「そんなこんなで遠足はドタバタと進んでいくのであった。
まさか、あの二人が伊代を好きだとは思わなかった。
この後、平穏に暮らすことが出来るのだろうか、待て次回」
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