愛されたいし、愛したい。

原作者 魚花ほっけ
登場キャラ数 男:1 女:0 無:0
ジャンル シリアス
セリフ数 9(∞)
目安時間
利用規約 配布元とURL書いてってことです
提供元 音楽作品を制作している1次創作グループ
メディア  
登場人物 性別/声 セリフ数 その他
9(∞) 単細胞直情人間。

サークル情報

000 ト書き 公園
000 「・・・あれ?なんで公園にいるんだっけ?ま、いいか、帰るか、かばん、ハンカチ、サイフ、ケータイ。
おっし、忘れ物はなさそうだし、帰りますか~!!」
000 ト書き 家に帰る。そして、次の日。
001 ト書き 校舎裏
002 「おおおお!!!!幸代さん!!君はどうして幸代さんなんだい!?
それはきっと僕に幸せを届けたもう、天使だからだね!!そうだろう?
いや、そうに違いない!!君への永遠の愛をここに誓おう!!
そして、健やかなる時も、病める時も君との愛を誓おうではないか!!!」
003 「え?そのセリフは昨日他の女の子にも言ってたじゃないかって?
昨日か・・・ふむ、そんな昔の事を覚えておける自信がありませんね・・・
グホッ!!なぜ突然暴力を!?はっ!!分かりましたよ!!
これは愛情表現の一種であるSMというやつですね!!
これが慣れれば快感に・・・ウグッ!!グヘッ!!
・・・幸代さん、僕はSM初心者なのでもう少し優しめに・・・
そんなに殺気を込めて死ね死ねと言われると、僕も対応に困ってしまいます。
アレ?今日のSMは終了ですか?
うるさい、クズ、女たらし、二度と顔を見せるな、・・・なるほど♪
では、顔を見せずに会話できるように電話番号を教えてください♪
・・・幸代さん?電話番号ですよ、電話番号。
あ、もしかして、携帯持ってない系女子ですか?
今時、小学生でも持っている時代なのに珍しいですね、
構いませんよ、僕の電話番号はこちらになります、いつでもかけてきて下さい。
はい、待っています。では、よい放課後を☆
・・・幸代さんはクーデレというやつなのだろう。
今はクールに僕と接しているが、その内デレデレしてくるのだろう、
今から楽しみだ」
004 「おや?風紀委員長、どうしましたか?なになに?
風紀を乱している生徒を取り締まるのが私の仕事だ、・・・なるほど。
いやー素晴らしいですね。
委員会の仕事をここまで真面目に取り組もうという生徒もそうそういませんよ!!
しかし、ここには僕しかおりませんので、ご安心を。
僕もこの高校の一生徒として微力ながら、風紀を正すお手伝いをさせていただきますよ。え?
ここで、不純異性交遊を強要する生徒がいる、ですって!!
そのような奴は見かけませんでしたが、見つけたら愛の戦士であるこの私が見逃すわけはないのですが・・・
はい、そいつの特徴が、髪型はソフトモヒカンで、
身長が170㎝前後、学ランの内側に赤いTシャツを着ている、と。
フムフム。ソフトモヒカンに170㎝で赤いTシャツ・・・はっ!!窓に映っているお前か!!
犯人は現場に戻るとはよく言ったもの!!
窓に反射している姿、つまり、私の後ろにお前はいr・・・いない・・・だと!?どこに消えた!?
え?さっきからお前しかいないだろって?ん?つまり、犯人は・・・僕!!?」
005 「やっと気づいたかって、何言ってるんですか?風紀委員長!!
僕がいつ不純異性交遊を強要したって言うんですか!?
いつも風紀委員会に苦情が来る、今日は幸代さんから苦情が来たって?
風紀委員長、ご冗談を。
幸代さんはクーデレさんなんですよ、さっきまでSMをするほど、
ハードなラブラブ関係にある僕たちが不純異性交遊とか!!
片腹大激痛ですよ♪
ん?委員長?なんでため息をついてるんですか?
純粋なラブを見せつけられて、私も恋したいわ~って感じですか?グフッ」
006 「委員長、僕も委員長の事は嫌いではないですが、
SMは友達同士でするスキンシップではないですよ!!
ん?まさか、委員長、僕にいつのまにか恋心を!!?いけない!!
委員長一線を越えるには段階を踏まねば、いきなりロシアンフックから始まる恋なんて・・・・
アリかも。ホベッ!!
さっきよりも体重が乗っていて、脳天にズシンと来ました。
これが愛の重みというやつですね。
ああ、こんなにも愛されてしまうなんて、僕は罪作りなおとk、ムギャ!!
委員長、世界が回りだしましたので、この位にしていただけると助かり、
フニャ、あ、なんかフワフワしてき・・・・」
007 ト書き 男倒れる。
008 ト書き 保健室
009 「ん、んー・・・ここは、知らない天井だ・・・どういうことだ!?
僕は悪の組織にさらわれて、虫の能力を持った超人になったのか?
イタッ、白衣・・・ということは、貴方が改造手術を!?
イタッ、え?違うんですか?
ここは保健室?僕は風紀委員長にボコられてここに来た、
・・・なるほど。
ということは、貴方は保健室の先生だと。
榊林先生とおっしゃるんですね。
名前が長いんでさっちゃんとお呼びしますね。
イタッ、さっきからポカポカ殴らないでください。
頭が悪くなったらどうするんですか!!!
え?もともと悪そうだから平気だろって、なぜばれたし・・・
だが、今は赤点ギリギリで頑張っているのです!!
これ以上悪くなったら、赤点に突入してしまう!!
もし、そうなったら、単位が取れなくて、留年。
そして、クラスにも居づらくなって、退学。
そうなってしまったら、そうなってしまったら、
さっちゃんがお婿さんにもらってくれるんですか!!?」
010 「やっとわかっていただけましたか。
そうです、人の頭をむやみやたらに叩くものではないのですよ。
むしろ撫でてください!!僕はほめられて伸びる子です!!!
さぁ、遠慮せず褒めちぎってください!!
・・・どうしたんですか、さっちゃん?
ん、委員長が、キレてKOするのもわかるって?
さっちゃんは知らないんですか?
あれはSMと言って、高尚な愛情表現の一種なのですよ♪
愛され過ぎるのも困ったものです、ウンウン。
ん、さっちゃん、大きなため息ですね、幸せが逃げちゃいますよ。
え?幸せが逃げてもいいから、お前は早く帰れって?
そうですね、もう日も暮れそうですし・・・帰ります。
あ、この保健室利用記録に記載するんですね、分かりました。
・・・ん?
さっちゃん、この記録おかしくないですか?
何が、って、だって、昨日も一昨日も僕が保健室を利用していることになっていますが・・・
昨日も一昨日も来てただろうって?
そう・・でしたか、いやー、それは失礼しました。
昨日なんて昔の事は忘れてしまいました。ではこれにて失礼します」
011 ト書き 保健室を出て、帰る。
012 ト書き 帰宅路
013 「今日は体中に愛の証だらけだな・・・歩くたびにズキズキと愛を感じられる。
なんと僕は罪作りな男なのだろう」
014 「ん?どうしましたか?何かご用でしょうか?
はい、少しお話をしたいと。構いませんよ。
女の子からの申し出を断るような唐変木ではございません。
で、何か悩み事でしょうか、お嬢さん。
ハイ、あ、お名前は、りえさんとおっしゃるのですね。
りえさんは先ほどから大変お悩みのようですが、どうされました?
あわわ、そんな泣かないでください。
僕にできることなら何でも協力しますよ。
僕は女性の味方であり、愛の戦士ですから!!!
え?やっぱり覚えてない・・・・
何のことでしょうか?ひとまず、このハンカチで涙を拭いてください。
え?ハンカチの刺繍を見ろって?R・I・E。これは・・・りえ?
なぜ、僕が、りえさんのハンカチを!?
僕が泣いていた時に渡した、とおっしゃるんですか?
しかし、僕は泣いた記憶もなければ、りえさんに会った記憶も・・・前向性健忘?
記憶が数時間しか持たない病気?
それに僕がかかっている・・・なるほど。
だから、周りの人と会話がかみ合わなかったのか、
何かおかしいと思ったが、そういう理由なら納得できました。
教えて下さりありがとうございます、りえさん。
・・・もう、なんでりえさんがそんなに泣くんですか。
僕は別に悲しくも、怖くもありませんよ。
記憶はなくても、僕は僕として今まで歩んできたと思うし、これからも、僕として進んでいくはずです。
だったら記憶があろうが無かろうが、関係ないです。
今、目の前の事に全力を注ぐだけじゃないですか。
とりあえず、今はりえさんに泣き止んでほしいのですが、無理ですかね。
・・・ありがとうございます。
では、せっかくの出会いですので、お茶でも行きませんか?」
000 ト書き 公園
000 「・・・あれ?なんで公園にいるんだっけ?ま、いいか、帰るか、かばん、ハンカチ、サイフ、ケータイ。
おっし、忘れ物はなさそうだし、帰りますか~!!」
000 ト書き 家に帰る。そして、次の日。
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