原作者 | 魚花ほっけ |
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登場キャラ数 | 男:1 女:1 無:0 |
ジャンル | ラブコメ |
セリフ数 | 194 |
目安時間 | 19分 |
利用規約 | 配布元とURL書いてってことです |
提供元 | 音楽作品を制作している1次創作グループ |
メディア |
登場人物 | 性別/声 | セリフ数 | その他 |
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増田 五郎 (ますだ ごろう) |
♂ | 97 | 普通の真面目な大学生、たぶん。 |
有馬 マリア (ありま まりあ) |
♀ | 97 | 有馬コーポレーションの技術を結集したロボット? たまに毒舌 |
001 | ト書き | 五郎の部屋 |
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002 | 増田五郎 | 「ふわぁ~あ、良く寝た・・・」 |
003 | 有馬マリア | 「おはようございます、マスター。起きたのなら早くご飯を作ってください」 |
004 | 増田五郎 | 「あ~、すいません、今すぐ作りますね・・・ってあんた誰!!?」 |
005 | 有馬マリア | 「マスター!?昨晩あんなに激しく愛し合った私をお忘れですか!?ひどい!!私とは遊びだったのですか!!」 |
006 | 増田五郎 | 「ええええ!!僕はそんな事を!?男として最低なことをしてしまったー!!」 |
007 | 有馬マリア | 「ま、嘘なんですが」 |
008 | 増田五郎 | 「へ?」 |
009 | 有馬マリア | 「私はマスターに体を許してませんし、今後も許すつもりは毛頭ないです」 |
010 | 増田五郎 | 「そ、そうですか・・・というか、そんな事はどうでもよくて・・」 |
011 | 有馬マリア | 「私の体がどうでもいいですって!?マスターは私の均整がとれたプロポーションを侮辱する気ですか!?」 |
012 | 増田五郎 | 「いえ、そんなことはないです!!むしろ出る所は出てて、締まるところは締まってて、たまらな・・・グフォ」 |
013 | 有馬マリア | 「いやらしい視線を感知しました。自己防衛モードにより、対象を排除します」 |
014 | 増田五郎 | 「いきなり殴って、排除って!!?え、嘘!?ちょ、勘弁してください!! まだまだやりたいことがたくさんあるんです、お願いだから殺さないでぇ~!」 |
015 | 有馬マリア | 「対象の恐怖を確認、敵意の消失により、自己防衛モード解除します」 |
016 | 増田五郎 | 「ふ、ふぇ、た、助かった?」 |
017 | 有馬マリア | 「マスター、気を付けてください。私はマスターを排除することもいとわないので」 |
018 | 増田五郎 | 「わ、わかりました!!」 |
019 | 有馬マリア | 「それより、ごはんはまだですか?」 |
020 | 増田五郎 | 「あ、そうでしたね、すぐ作ります・・・って、ちっがーう!!」 |
021 | 有馬マリア | 「何が違うんですか?朝起きたら食事を摂取し、栄養を補給することが必要です。 それともマスターは、朝ご飯を食べない派ですか?」 |
022 | 増田五郎 | 「確かに忙しい時朝食ぬいちゃう・・・って!!そうじゃなくて、貴方は誰なんですか!?」 |
023 | 有馬マリア | 「ひどい!!マスター昨晩あんなに・・・」 |
024 | 増田五郎 | 「ハイハイ、それはさっきやりましたからね、 よく考えたら、僕はお酒飲まないので記憶が飛ぶとかはないですよ」 |
025 | 有馬マリア | 「ちっ、まだ遊べると思ったのに」 |
026 | 増田五郎 | 「何か言いました?」 |
027 | 有馬マリア | 「いえ、別に、私の名前は有馬マリア。有馬コーポレーションの技術を結集した最高傑作です」 |
028 | 増田五郎 | 「それって、つまりロボットってこと!?」 |
029 | 有馬マリア | 「正確には違うのですが、そうおっしゃられる方もいらっしゃいます」 |
030 | 増田五郎 | 「す、すごい!!まるで生きてるみたいだ!!」 |
031 | 有馬マリア | 「私はしっかりと生きているつもりですが?」 |
032 | 増田五郎 | 「そ、そうだね、ごめん。 ロボットとか人間とか関係ないよね、こうやってしゃべってれば、みんな生きてるよね」 |
033 | 有馬マリア | 「ん?はい、よくはわかりませんが、私の存在の肯定と解釈いたします」 |
034 | 増田五郎 | 「あ、ぼくの自己紹介がまだだったね。僕の名前は・・・」 |
035 | 有馬マリア | 「増田五郎、ですよね?マスター」 |
036 | 増田五郎 | 「ふぇ!?は、はい、でもなんで僕の名前を?」 |
037 | 有馬マリア | 「マスターの事なら何でもわかります。 小学3年生の時に郷田明美、通称ジャイ子と廊下でぶつかり、ファーストキスを奪われたこと。 中二の時に初告白されたのが、富岡浩介、通称マイケルという男だったこと。他にも・・・」 |
038 | 増田五郎 | 「やめてえええ!!僕の黒歴史を思い出させないで!!」 |
039 | 有馬マリア | 「このように、マスターの事は有馬コーポレーションの方で事前に調べてあります」 |
040 | 増田五郎 | 「有馬コーポレーション恐るべし・・・それで、そんなすごい所のマリアさんがなんでこんなところに?」 |
041 | 有馬マリア | 「マスター、私の事は有馬さんとお呼びください、名前で呼ばせるほど心を許した覚えはありません」 |
042 | 増田五郎 | 「は、はぁ、失礼しました。それで有馬さんはなぜここに?」 |
043 | 有馬マリア | 「わかりません」 |
044 | 増田五郎 | 「は?」 |
045 | 有馬マリア | 「私は社長直々に『マリア、お前は優秀だが社会というものを知らねばならん!!』 とか言われて、ここに送り出されました」 |
046 | 増田五郎 | 「つまり、社会勉強として僕のところに来た、と」 |
047 | 有馬マリア | 「そういうことになります。 誠に不本意ですが、マスターの身の回りの世話をするメイドの役割を行うのが今回のミッションとなります」 |
048 | 増田五郎 | 「メイド・・・だから、そんな恰好を・・・。 (小声で)よっしゃ!!なんかよく分からないけど、僕にも春が来た!! 言動や行動はバイオレンスだが、顔スタイルともにパーフェクト☆ しかもメイド服というスペシャルアイテムのおまけつき、 これは女日照りの僕に神様が使わしてくれたラストチャーーーンス!! 相手がロボットだろうと関係ない!! 漢、増田五郎、イキます、ヤリます、咲かせてみせます!!!恋の華!!!」 |
049 | 有馬マリア | 「マスター、目が血走っていますが、大丈夫ですか?」 |
050 | 増田五郎 | 「大丈夫だ!!いや、むしろ、大丈夫すぎる!!今世紀最大の大丈夫だ!!」 |
051 | 有馬マリア | 「なら、いいのですが・・・マスターの印象が子羊から狼のように変わった気が・・・」 |
052 | 増田五郎 | 「男はみんな狼です!!・・・いや、じゃなくて、すいません、ちょっと興奮してました、落ち着きます」 |
053 | 有馬マリア | 「では、さっそく仕事に移りたいのですが」 |
054 | 増田五郎 | 「そうですね、では・・・」 |
055 | 有馬マリア | 「(グゥ~~)おなかがすきました。マスター朝食の準備を」 |
056 | 増田五郎 | 「そうですね・・・・って、ちっがーーーーう!!!もう何回目だよ!!!この下り!!! 有馬さん、貴方、仮にもメイドとして来ているのなら、料理作ってくださいよ!!!」 |
057 | 有馬マリア | 「えー、私が作るんですか、めんどっ」 |
058 | 増田五郎 | 「ついさっき、身の回りの世話をするって・・・」 |
059 | 有馬マリア | 「勿論です。貴方の身の回りには、猫の子一匹、存在させませんよ」 |
060 | 増田五郎 | 「バイオレンス方面での身の回り!!?」 |
061 | 有馬マリア | 「それ以外に何かあるんですか?」 |
062 | 増田五郎 | 「いや、その、普通にメイドさんと言ったら、料理とか、洗濯とか・・・」 |
063 | 有馬マリア | 「私に雑用をしろ・・・と?」 |
064 | 増田五郎 | 「いや、す、すいません」 |
065 | 有馬マリア | 「・・・互いの認識に相違があったようです。わかりました。私が朝食を作りましょう」 |
066 | 増田五郎 | 「ほ、本当ですか!!?」 |
067 | 有馬マリア | 「台所お借りしますね」 |
068 | 増田五郎 | 「ハ、ハイ!!!」 |
069 | ト書き | 台所に移動する有馬 |
070 | 有馬マリア | 「まずは、冷蔵庫を・・・フムフム。調理器具は・・・なるほど。把握しました。では・・・イキマス!!!」 |
071 | 増田五郎 | 「なんだこの空気は・・・呼吸がしづらいすごいオーラが・・・」 |
072 | 有馬マリア | 「ハァアアアアア!!!!」 |
073 | 増田五郎 | 「手が見えない・・・だと!?」 |
074 | 有馬マリア | 「トゥオリャアアアア!!!!」 |
075 | 増田五郎 | 「有馬さんが2人、いや、3人に見える!!!」 |
076 | 有馬マリア | 「フンヌラブァアアアア!!!!」 |
077 | 増田五郎 | 「これが料理!?ヒィー!!包丁、フォーク、おたま?までもが壁に突き刺さる・・・だと!?」 |
078 | 有馬マリア | 「・・・完成です」 |
079 | 増田五郎 | 「こ、これは!!卵焼き、ですか?」 |
080 | 有馬マリア | 「そうです。一心入魂です。食べないんですか?」 |
081 | 増田五郎 | 「あ、で、では、いただきます。モグモグ」 |
082 | 有馬マリア | 「・・・・・・」 |
083 | 増田五郎 | 「これは・・・とても・・・おいしい・・・ゴフッ」 |
084 | ト書き | 五郎、倒れる |
085 | 有馬マリア | 「マスター!!大丈夫ですか!?」 |
086 | 増田五郎 | 「だ、大丈夫です。ちょっと、美味しすぎて、ビックリしただけだから・・・」 |
087 | 有馬マリア | 「しかし、鼻から血が・・・」 |
088 | 増田五郎 | 「え!?ホ、ホントだ!!」 |
089 | 有馬マリア | 「これは!!・・・心拍・脈拍ともに上昇を確認。 マスター、一種の興奮状態にあるようですが」 |
090 | 増田五郎 | 「ふぇ!?どうしちゃったんだろ、僕?」 |
091 | 有馬マリア | 「滋養強壮ドリンク・赤マムシスッポンスーパーEXを入れた卵焼きを食べたので、 大丈夫だとは思いますが、念のため休んでください」 |
092 | 増田五郎 | 「そうだね、じゃ、休ませてもら・・・って、ちょっと待てええええ!! なんですか、その危ないドリンクは!!」 |
093 | 有馬マリア | 「危ないとは失礼な!!有馬印の最強ドリンク、これ一本で3日3晩、最強の男になれるんですよ!!」 |
094 | 増田五郎 | 「・・・と、そのパッケージに書いてあるんですね?」 |
095 | 有馬マリア | 「ハイ!!」 |
096 | 増田五郎 | 「あ、うん、分かりました。なら、ちょっと休めば大丈夫そうです」 |
097 | 有馬マリア | 「そうですか、良かったです!!マスター、ではゆっくりとお休みください!!」 |
098 | 増田五郎 | 「そうさせてもらうね、んじゃ」 |
099 | ト書き | 五郎、布団に横になる。 |
100 | 有馬マリア | 「フン!!ハッ!!ホアッ!!」 |
101 | 増田五郎 | 「・・・」 |
102 | 有馬マリア | 「ていやっ!!とりゃ!!ハァアアアアア!!!」 |
103 | 増田五郎 | 「うるさいよ!!!全然休める気がしないよ!というか、何してるの?ってうわぁああ!!」 |
104 | 有馬マリア | 「マスターの就寝中の安全は私にお任せください」 |
105 | 増田五郎 | 「安全って・・・僕の部屋がめちゃくちゃじゃないか!!」 |
106 | 有馬マリア | 「吸血飛行生命体、通称Kが飛び回っていたので、殲滅の際に多少、 物品に被害が出ましたが、マスターには指一本、いや、針一本触れさせません」 |
107 | 増田五郎 | 「Kって、要は蚊でしょ?」 |
108 | 有馬マリア | 「そうとも言います。ん?チェストオオオオオ!!ふぅ、まだ生き残りがいましたか」 |
109 | 増田五郎 | 「なんで、蚊を殺すのにローリングソバットなんですか!!TVも机も再起不能だああああ!!」 |
110 | 有馬マリア | 「フッ」 |
111 | 増田五郎 | 「なんでドヤ顔なんですか!!?」 |
112 | 有馬マリア | 「細かい事を気にしていたら大物になれませんよ」 |
113 | 増田五郎 | 「細かくないから言ってるんだけど!!・・・ハァ、愚痴愚痴言っていてもしょうがないか」 |
114 | 有馬マリア | 「そうですよ、こんなうさぎ小屋に住んでいるんですから、心だけでも、でっかく生きましょう」 |
115 | 増田五郎 | 「色々言いたいですが、これ以上考えたくないから、寝ます。 僕の命に関わらない敵は攻撃しなくていいのでおとなしくしといてください」 |
116 | 有馬マリア | 「イエス、マイマスター」 |
117 | ト書き | 五郎、再度寝る。 |
118 | 有馬マリア | 「ぐぅぅ」 |
119 | 増田五郎 | 「・・・」 |
120 | 有馬マリア | 「ぐぅぅぅぅううう」 |
121 | 増田五郎 | 「・・・」 |
122 | 有馬マリア | 「グーググゥー♪」 |
123 | 増田五郎 | 「明らかに口で言ってますよね!?」 |
124 | 有馬マリア | 「グー♪」 |
125 | 増田五郎 | 「はぁ、分かりましたよ、朝ご飯ですね。ちょっと待っていてください」 |
126 | 有馬マリア | 「早急な対応でお願いします」 |
127 | 増田五郎 | 「うっ・・・分かってはいたが、調理器具は壁に突き刺さり、食材は・・・ギリみそ汁位なら作れるかな?」 |
128 | 有馬マリア | 「ミソ汁なら、豆腐と油揚げが至高だと考えます」 |
129 | 増田五郎 | 「ジャガイモと玉ねぎしか材料的にはありませんよ」 |
130 | 有馬マリア | 「材料がないなら、買ってくればいいじゃない」 |
131 | 増田五郎 | 「どこの女王様ですか!!買いに行っても構いませんが、食べるのは必然的に遅くなりますがいいですか?」 |
132 | 有馬マリア | 「時には未知のものへの挑戦も必要だと私は考えます。調理を続けてください」 |
133 | 増田五郎 | 「はい、では、おとなしく待っていてください」 |
134 | ト書き | 五郎の調理タ―イム☆ |
135 | 増田五郎 | 「できましたよ~、と言っても、ミソ汁だけですが・・・」 |
136 | 有馬マリア | 「貧困を形で現したような朝食ですね」 |
137 | 増田五郎 | 「文句があるようなら、食べなくてもいいんですよ」 |
138 | 有馬マリア | 「しかし、背に腹は代えられません、いただきましょう」 |
139 | 増田五郎 | 「素直になれないんですかね・・・ハイ、どうぞ」 |
140 | 有馬マリア | 「ふむ、では、いただきます・・・こ、これは!!?」 |
141 | 増田五郎 | 「どうかしましたか?」 |
142 | 有馬マリア | 「お、美味しい!!特別な味ではない、どこにでもありふれている味だというのに、 まとまりがあり、ほんわかした気分にさせる、そうコレは、まさに、おふくろの味!!」 |
143 | 増田五郎 | 「饒舌になりましたね、お褒めいただき、ありがとうございます」 |
144 | 有馬マリア | 「良いものには相応の評価をします」 |
145 | 増田五郎 | 「素直なんだか、捻くれてるんだか・・・でも、これで、だいぶ落ち着きましたか?」 |
146 | 有馬マリア | 「この部屋は落ち着きとは真逆のレイアウトになっていますが」 |
147 | 増田五郎 | 「誰のせいだと思っているんですか、誰のせいだと!!」 |
148 | 有馬マリア | 「マスター、冷静さを忘れたら生き残れませんよ」 |
149 | 増田五郎 | 「あ~、もう噛みあわないよ~」 |
150 | 有馬マリア | 「噛みあわない・・・それは、私がマスターのメイドに相応しくないということですか?」 |
151 | 増田五郎 | 「ふぇ?いや、まぁ、メイドとしての仕事は出来てないけど・・・」 |
152 | 有馬マリア | 「そうですか・・・では、失礼します」 |
153 | 増田五郎 | 「え、ちょ、ちょっと待って!!!どこ行くの!!?」 |
154 | 有馬マリア | 「会社に帰ります」 |
155 | 増田五郎 | 「なんで急に!?」 |
156 | 有馬マリア | 「私は客観的に見た際に、明らかにマスターを不快にさせていると感じます」 |
157 | 増田五郎 | 「・・・」 |
158 | 有馬マリア | 「社会を知らない、一種の社会不適合者である私が、 社会を知るためとはいえ、マスターに迷惑をかけることはあってはなりません。ですから」 |
159 | 増田五郎 | 「ストップ!!ちょっと結論急ぎすぎです」 |
160 | 有馬マリア | 「早急な対応は仕事をやる上で必要です」 |
161 | 増田五郎 | 「必要なことかもしれませんが、僕の話も聞いてください!!!」 |
162 | 有馬マリア | 「・・・どうぞ」 |
163 | 増田五郎 | 「有馬さんは不快にさせてるとか、迷惑かけてるとか、気にしてるみたいだけど、 僕は不器用ながら卵焼きを作ってくれたり、ミソ汁を美味しそうに食べてくれたり、 そんな有馬さんは嫌いじゃない・・・というか、むしろ好きですよ」 |
164 | 有馬マリア | 「//////////ど、どさくさに紛れて告白ですか?」 |
165 | 増田五郎 | 「え!?いや、そういう意味ではなくて!!」 |
166 | 有馬マリア | 「冗談です。マスターがお人よしということはわかりました」 |
167 | 増田五郎 | 「は、はぁ」 |
168 | 有馬マリア | 「マスターが迷惑でないのなら、このまま勉強させてもらいます」 |
169 | 増田五郎 | 「迷惑というか、もう壊されるものは粗方壊されてるので、 これ以上は被害は出ないんじゃないですか?なんてね。 これからもよろしくお願いします、有馬さん」 |
170 | 有馬マリア | 「・・・でいいです」 |
171 | 増田五郎 | 「え、すいません、なんておっしゃいましたか?」 |
172 | 有馬マリア | 「マリアでいいです。と言ったんです」 |
173 | 増田五郎 | 「え、あ、うん、それじゃ、よろしくね、マリア」 |
174 | 有馬マリア | 「はい、マイマスター」 |
175 | 増田五郎 | 「ところで、ロボットって、やっぱ充電とかだよね?コンセントとかはおなかにあるのかな?」 |
176 | ト書き | 五郎・マリアのおなかの部分の服をめくる。 |
177 | 有馬マリア | 「な/////////////何をやっとるかあああああ!!」 |
178 | 増田五郎 | 「グヘッ」 |
179 | 有馬マリア | 「変態だとは思ってましたが、ここまで、大胆な変態だとは思ってませんでした!!」 |
180 | 増田五郎 | 「いや、僕はただ充電するところを・・・」 |
181 | 有馬マリア | 「充電ってなんですか?夜の発電作業なら一人で勝手にやってください!!!」 |
182 | 増田五郎 | 「なんでそうなるんですか!?マリアはロボットなんだから、充電とかするんだろ!?」 |
183 | 有馬マリア | 「何を言っているんですか?私は鋼の女、正確無比のロボット女、等々言われていますが、人間ですよ」 |
184 | 増田五郎 | 「つまり・・・女の子!!?」 |
185 | 有馬マリア | 「そう言っていたつもりですが?」 |
186 | 増田五郎 | 「じゃあ、これから、女の子と一つ屋根の下!!?」 |
187 | 有馬マリア | 「当初からその予定ですが?」 |
188 | 増田五郎 | 「・・・神様ありがとう」 |
189 | 有馬マリア | 「しかし、マスターは少し変態がすぎるようですね」 |
190 | 増田五郎 | 「へ?」 |
191 | 有馬マリア | 「少し調教が必要のようです」 |
192 | 増田五郎 | 「それはどういう・・・?」 |
193 | 有馬マリア | 「この部屋で壊れてないものといったらもう一つしかありませんよね?」 |
194 | 増田五郎 | 「それってまさか!?」 |
195 | 有馬マリア | 「ええ、マスターの体は丈夫そうなのでやりがいがあります」 |
196 | 増田五郎 | 「さ、さぁ~て、大学行かなきゃな~」 |
197 | 有馬マリア | 「マスター、話は終わっていませんよ♪あら、丁度、壁にめり込んだ包丁が☆」 |
198 | 増田五郎 | 「ヒィィィ!!お、お助けを」 |
199 | 有馬マリア | 「・・・フゥ、冗談です。ご同行します」 |
200 | 増田五郎 | 「え?大学まで来るんですか!?」 |
201 | 有馬マリア | 「当たり前です。私はマスターのメイドですから☆」 |
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