原作者 | カルボレン |
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登場キャラ数 | 男:3 女:0 無0 |
ジャンル | ラブコメ |
セリフ数 | 90 |
目安時間 | 9分 |
利用規約 | 配布元とURL書いてってことです |
提供元 | 音楽作品を制作している1次創作グループ |
メディア |
登場人物 | 性別/声 | セリフ数 | その他 |
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幹斗 (みきと) |
♂ | 30 | 専門学校に通う学生で 最近ストーカーに悩まされている |
翔也 (たつや) |
♂ | 42 | 幹斗の昔からの友人 |
●● (かげ) |
♂ | 18 |
001 | 幹斗 | 「翔也!愛してるぞ~♪お前が好きだ!結婚しぐふぅぁ!?」 |
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002 | 翔也 | 「うぜぇ・・・死ね」 |
003 | 幹斗 | 「いつものことじゃんかよぅ・・・いい加減なれろよ。毎日の週間だろ?」 |
004 | 翔也 | 「その度に頬にグーパンを食らって怯まないお前は何なんだよ」 |
005 | 幹斗 | 「何なんだって俺はお前が好きだからこれくらいプレイの一貫になるだろ?」 |
006 | 翔也 | 「うぜぇ・・・もうお前、帰れよ・・・しっしっ!ほら、あっち行け」 |
007 | 幹斗 | 「そうやっていつも俺を遠ざけようとして・・・んー照れ隠しか?」 |
008 | 翔也 | 「もう黙れよ、これ以上俺に話しかけんなって。無視すんぞ?」 |
009 | 幹斗 | 「無視される?・・・無視・・・無視・・・んー放置プレイかなにかか?」 |
010 | 翔也 | 「うぜぇ・・・てかそもそもなんで俺が好きなんだよ?お前ってゲイ?」 |
011 | 幹斗 | 「はっ?んなわけねぇだろ?・・・俺はお前が好きなんだって!」 |
012 | 翔也 | 「イコール、ゲイじゃねぇか!俺は男だ。お前も男だ。お前が俺を好きなら同性愛者ってことになるだろ」 |
013 | 幹斗 | 「いや、男も女もない。お前が好きだ! 俺はお前が好きでお前を愛している、お前が好きだからお前と結婚がしたい!」 |
014 | 翔也 | 「・・・なんというか、その・・・なんか悩んでるなら相談に乗るぞ?」 |
015 | 幹斗 | 「うはっ♪久しぶりに追い返されないで話を聞いてくれるのか!俺は嬉しいぞ♪」 |
016 | 翔也 | 「とりあえず、俺が質問したことだけを話せ・・・お前は悩んでいるのか?」 |
017 | 幹斗 | 「おう、悩んでる、間違いなく悩んでるぞ!」 |
018 | 翔也 | 「・・・で、それはなんなんだ?」 |
019 | 幹斗 | 「お前と結婚しでふっ!?」 |
020 | 翔也 | 「もう帰れや、クソが・・・」 |
021 | 幹斗 | 「うぅ・・・頬が・・・頬が痛い。はぁ・・・仕方ない、今日は素直に帰ることにするよ♪」 |
022 | 翔也 | 「珍しい。いつもそのくらい素直だとありがたいのだが」 |
023 | 幹斗 | 「今日はいつもよりも長く隣にいられたから余は満足じゃ♪」 |
024 | 翔也 | 「・・・あぁ、さっさと帰れ・・・明日から来なくていいぞ」 |
025 | 幹斗 | 「はーい♪じゃまった明日ねぇ~バイバイ♪」 |
026 | 翔也 | 「はぁ・・・あーったく、なにがあいつをあんな風に変えちまったんだよ・・・良いやつだったのにな」 |
027 | ●● | 「何があいつを変えたかって?お前、それ本気で言ってんのか?」 |
028 | 翔也 | 「うわっ!?なんだ・・・?き、気のせいか・・・?」 |
029 | ●● | 「気のせいではない。俺を探しても無駄だ。俺の場所なんてどうでもいいだろう、俺は俺だ」 |
030 | 翔也 | 「俺・・・おかしくなったかな・・・」 |
031 | ●● | 「お前は全てを忘れたのか?幹斗と過ごした日々を・・・全て忘れてしまったのか?」 |
032 | 翔也 | 「あの変態野郎の思い出なんて思い出したくもない!」 |
033 | ●● | 「いや、俺は思い出して欲しい。だからお前の深層意識の中の記憶を掘り起こさせてもらうぞ」 |
034 | 翔也 | 「なっ!?そんなこと・・・そんなことできるわけなっ!?まぶしっ・・・」 |
035 | ●● | 「いや・・・行くんだ・・・そして思い出すのだ・・・ 次、目を開けたとき、お前は記憶の中にいるだろう・・・」 |
036 | 翔也 | 「・・・目が痛い・・・ここは・・・幼稚園?」 |
037 | ●● | 「そうだ、ここは幼稚園。お前と幹斗が幼少時代を過ごした場所だ・・・。 お前たちはこの幼稚園を一緒に過ごし、その後違う小学校に入学。 今年、同じ専門学校に入学。そして、久しぶりに顔を合わせた・・・そうだろ?」 |
038 | 翔也 | 「・・・あぁ、マトモな奴だったのに変態になって俺の目の前に現れた・・・」 |
039 | ●● | 「マトモ・・・?お前は幼少時代の幹斗のことを覚えているのか?」 |
040 | 翔也 | 「・・・いや・・・覚えてない・・・」 |
041 | ●● | 「では、なぜマトモだとわかる?わからないだろ」 |
042 | 翔也 | 「・・・確かにわからないけど・・・」 |
043 | ●● | 「あのブランコに座っている二人。誰だか分かるか?」 |
044 | 翔也 | 「俺と・・・幹斗・・・」 |
045 | ●● | 「・・・」 |
046 | 翔也 | 「んじゃ、今日も俺んちに来いよな?今日も一緒に遊ぼうぜ!」 |
047 | 幹斗 | 「うん!今日も遊びに行くよ♪・・・今日は何して遊ぶの?」 |
048 | 翔也 | 「昨日お母さんにお料理セットを買ってもらったんだ♪だからおママゴトしようぜ♪」 |
049 | 幹斗 | 「おママゴト?女の子みたいだねぇ・・・うん、でもいいよ♪でもどっちがママするのー?」 |
050 | 翔也 | 「んーママなんていなくていいんじゃないかなぁ?」 |
051 | 幹斗 | 「えー!?じゃままごとじゃないじゃん!」 |
052 | 翔也 | 「『最近はお料理を男もできないといけない』ってお母さんが言っていたんだ!だから練習しないと」 |
053 | 幹斗 | 「じゃ僕も僕のお母さんに言ってお料理の勉強をするー♪」 |
054 | 翔也 | 「でもお母さんを見てて思うけど毎日料理を作るって大変だよね?」 |
055 | 幹斗 | 「だね・・・じゃさ!じゃさ!翔也と交互に美味しい料理を作るっていうのはどうかなぁ?」 |
056 | 翔也 | 「交互かぁ・・・それいいじゃんか♪そうしようぜ!」 |
057 | 幹斗 | 「うんーでもおいしい料理かぁ・・・作れるかな?」 |
058 | 翔也 | 「練習すればできるって!・・・んーじゃさ!大きくなったら一緒に暮らしながら料理を練習しようよ!」 |
059 | 幹斗 | 「一緒に暮らすの!?・・・まるで結婚するみたいだね♪」 |
060 | 翔也 | 「うん♪僕と結婚して、幹斗♪」 |
061 | 幹斗 | 「うん、結婚するー♪翔也、大好きー♪」 |
062 | 翔也 | 「僕も大好きー♪幹斗♪」 |
063 | ●● | 「・・・」 |
064 | 翔也 | 「うわぁ・・・」 |
065 | ●● | 「どうだ、思い出したか?」 |
066 | 翔也 | 「俺、幹斗と約束してたんだ・・・小さい頃、あいつと結婚するって・・・」 |
067 | ●● | 「料理専門学校に入ったのも・・・どこかで覚えていたんだろう」 |
068 | 翔也 | 「俺は・・・俺は物心ついたときから調理師になりたかった・・・ その理由は思い出せなかったけど・・・そうか・・・」 |
069 | ●● | 「幼い頃の約束がお前を動かしていたのだ。幹斗の行動はあの頃と変わっていない、変わったのはお前自身だ」 |
070 | 翔也 | 「そっか・・・幹斗は俺との約束、覚えていてくれたのか・・・ なのに俺は・・・あいつを冷たくあしらって・・・」 |
071 | ●● | 「お前の取るべき行動はなんだ?・・・お前には何ができる?」 |
072 | 翔也 | 「俺に・・・俺にできることは・・・」 |
073 | 翔也 | 「はぁ・・・はぁ・・・幹斗!やっと追いついた・・・」 |
074 | 幹斗 | 「ん?翔也?どうしたの?」 |
075 | 翔也 | 「・・・ごめん、俺、忘れてた、お前との約束・・・ごめん・・・ごめん!」 |
076 | 幹斗 | 「・・・うわっ♪・・・思い出してくれたの?・・・やっと・・・」 |
077 | 翔也 | 「あぁっ!思い出した! 俺はお前と一緒に料理の勉強をするために専門学校に入った! そしてお前が結婚しようってやたら言ってくる理由もやっと思い出せたんだ!」 |
078 | 幹斗 | 「うん・・・嬉しいぜ・・・やっと思い出してくれたんだな・・・」 |
079 | 翔也 | 「で結婚の件なんだけど・・・さぁ・・・」 |
080 | 幹斗 | 「うんうん♪じゃ結婚する?」 |
081 | 翔也 | 「できるか!? ・・・さすがに結婚はできないけど一緒に暮らして料理を勉強することはできるかなって・・・ 昔言っていたように毎日交互に料理を作ろうぜ?」 |
082 | 幹斗 | 「そっか・・・了解♪じゃ明日、詳しい話をしような!」 |
083 | 翔也 | 「あぁ!じゃぁな、幹斗。・・・お前は昔から良いやつだな」 |
084 | 幹斗 | 「おぅ♪じゃな!・・・・・・」 |
085 | ●● | 「全く、貴方は酷い人ですね」 |
086 | 幹斗 | 「うるせぇな・・・。お前は黙ってろよ・・・」 |
087 | ●● | 「あの記憶は貴方の記憶・・・貴方の妄想が生み出した記憶・・・貴方が作った虚偽の記憶・・・」 |
088 | 幹斗 | 「・・・だけど、今では翔也の記憶でもあるだろう?虚偽ではなく事実だ」 |
089 | ●● | 「・・・きっと貴方は後悔するでしょう。過去を変えても未来は変えられない・・・」 |
090 | 幹斗 | 「うるさい!消えろ!!!・・・・・・言われなくてもわかってる。 でも、これでいいんだ。これを真実にしていくのだから・・・」 |
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