原作者 | 雪宮ざんか |
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登場キャラ数 | 男:4女:3無:0 |
ジャンル | ファンタジー |
セリフ数 | 257 |
目安時間 | 分 |
利用規約 | 配布元とURL書いてってことです |
提供元 | 音楽作品を制作している1次創作グループ |
メディア |
登場人物 | 性別/声 | セリフ数 | その他 |
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清水 隼人 (しみず はやと) |
♂ | 70 | 年齢26歳。 昔から記憶力と視力が良く、 現在それを生かした仕事をしている。 桜木たちと同じ高校に通い、 当時は弓道部でエースになるほどの腕前だった。 桜木とは幼馴染。 川島とは中学時代同じ塾だった。 |
桜木 彩人 (さくらぎ あやと) |
♂ | 62 | 年齢25歳 清水たちと同じ高校に通い、 当時は様々な部活を体験したものの 最終的に帰宅部。 その後、叔父の後を継ぎ鍛冶屋になる。 ただし、容姿からは鍛冶をやっているとは 思えないほど華奢なため、 付いたあだ名は『細腕の鍛冶屋』 清水とは幼馴染。 |
大橋 透 (おおはし とおる) |
♂ | 13 | 年齢26歳 清水たちと同じ高校に通い、 同じクラスになったときに、 清水たちと仲良くなる。 当時は剣道部のエース。 剣道部では神扱いされるほど腕前。 その後、剣道教室の先生になり、 日々剣道と共に生きる。 |
川島 亜美 (かわしま あみ) |
♀ | 41 | 年齢26歳 清水たちと同じ高校に通い、 同じクラスになったときに、 清水たちと仲良くなる。 同窓会の2日前に会社の上司と喧嘩をして退職。 現在、実家の喫茶店を手伝っている。 清水とは中学時代同じ塾だった。 |
蒼葉 小春 (あおば こはる) |
♀ | 26 | 年齢25歳 亜美と中学が同じで、 亜美に清水たちを紹介されその後仲良くなる。 現在、叔母が個人でやっている 塾の手伝いながら子供達に勉強を教えている。 |
本城 悟 (ほんじょう さとる) |
♂ | 19 | 年齢26歳 清水たちと同じ高校。 当時、生徒会に所属して、 最終的に生徒会長として学校生活を謳歌していた。 |
飛騨 めぐみ (ひだ めぐみ) |
♀ | 26 | 年齢28歳 清水たちと同じ高校の先輩。 あだ名は『ミス・タイフーン』 当時、生徒会に所属していた。 学校、特に隼人たちの学年ではかなり有名人。 気に入った生徒を見つけると後ろから抱きつく 癖があり、被害者多数。 その中の一人が桜木。 |
001 | ト書き | 桜木家、山奥の工房 |
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002 | 桜木彩人 | 「高校の同窓会ねー・・・。今更なんで?」 |
003 | 清水隼人 | 「しらねーよ。主催に聞いてくれ」 |
004 | 桜木彩人 | 「じゃー主催って誰?」 |
005 | 清水隼人 | 「本城」 |
006 | 桜木彩人 | 「本城?・・・誰?」 |
007 | 清水隼人 | 「んー・・・頭脳派メガネ」 |
008 | 桜木彩人 | 「頭脳派メガネ・・・あぁー芳川(よしかわ)と一緒に居た」 |
009 | 清水隼人 | 「それは本堂だな」 |
010 | 桜木彩人 | 「えー・・・じゃー分かんないや。と言うか高校ってもう何年前だ?」 |
011 | 清水隼人 | 「んー8年前くらいだな」 |
012 | 桜木彩人 | 「8年前かぁー・・・。まさか、26にもなって高校の同窓会に誘われるなんて思わなかった」 |
013 | 清水隼人 | 「まぁー俺もまさか8年後にこんな電波も届かない山奥までこれを 伝えるためだけにお前に会いに行く羽目になるとは思わなかった」 |
014 | 桜木彩人 | 「めんどくさいなー」 |
015 | 清水隼人 | 「あっ断るの無しな」 |
016 | 桜木彩人 | 「え!?」 |
017 | 清水隼人 | 「いやー実は同窓会明日なんだわー。桜木彩人(さくらぎあやと)は出席しますってもう出してあるんだよなー」 |
018 | 桜木彩人 | 「は!?」 |
019 | 清水隼人 | 「すべて電波の届くところに居なかったお前が悪い」 |
020 | 桜木彩人 | 「しょうがないだろー。だいたい俺にだって予定が」 |
021 | 清水隼人 | 「ないだろ?明後日まで鍛冶に必要な材料が届かないから予定はすべてなし」 |
022 | 桜木彩人 | 「・・・」 |
023 | 清水隼人 | 「だいたい、なんでこんな山奥に工房構えたし」 |
024 | 桜木彩人 | 「それは・・・”こえ”・・・がね・・・」 |
025 | 清水隼人 | 「あぁーそうだな・・・」 |
026 | 桜木彩人 | 「あぁー明日?・・・めんどくさいな」 |
027 | 清水隼人 | 「そんなこと言うなって。蒼葉さんも来るらしいぞ」 |
028 | 桜木彩人 | 「・・・」 |
029 | 清水隼人 | 「おっちょっと行く気になっただろ?」 |
030 | 桜木彩人 | 「いや・・・別に・・・」 |
031 | 清水隼人 | 「いやームキムキになってなくてよかったな。蒼葉さんって筋肉好きそうじゃないし」 |
032 | 桜木彩人 | 「まぁーな」 |
033 | 清水隼人 | 「あー蒼葉さんは覚えてるんだな」 |
034 | 桜木彩人 | 「それは・・・」 |
035 | 清水隼人 | 「というか、その細腕で鍛冶って」 |
036 | 桜木彩人 | 「仕方ないだろ」 |
037 | 清水隼人 | 「・・・ほどほどにしろよ」 |
038 | ト書き | 同窓会会場 |
039 | 桜木彩人 | 「結構、人居るな~」 |
040 | 清水隼人 | 「まぁー会費なくてこんな豪華なところで飲食できるしな」 |
041 | 桜木彩人 | 「え?」 |
042 | 清水隼人 | 「なんか、本城の知り合いがやってるところらしくて」 |
043 | 桜木彩人 | 「本城?」 |
044 | 清水隼人 | 「同窓会の主催」 |
045 | 桜木彩人 | 「あぁー・・・昨日言ってた頭脳派メガネ」 |
046 | 清水隼人 | 「はぁ・・・まだ思い出せてなかったのか・・・」 |
047 | 桜木彩人 | 「本堂は思い出したんだけどな」 |
048 | 清水隼人 | 「んー川島たちどのへんに・・・」 |
049 | 川島亜美 | 「あれって隼人かな?隼人~遅かったじゃんーこっちこっち」 |
050 | 蒼葉小春 | 「・・・」 |
051 | 川島亜美 | 「んー聞こえてないみたいだね~。小春、ちょっと行ってくる」 |
052 | 蒼葉小春 | 「うん」 |
053 | 桜木彩人 | 「川島も居るのか」 |
054 | 清水隼人 | 「よかった、川島は覚えてたな」 |
055 | 桜木彩人 | 「まぁーな」 |
056 | 清水隼人 | 「あいつらどこに・・・」 |
057 | 川島亜美 | 「隼人ーおひさ~」 |
058 | 清水隼人 | 「おぉーいたいた」 |
059 | 川島亜美 | 「いたいたじゃない、呼んだんだぞ」 |
060 | 清水隼人 | 「え?聞こえなかったぞ」 |
061 | 川島亜美 | 「って桜木!?変わってないねー」 |
062 | 桜木彩人 | 「いやいや、川島だって全然変わってないじゃん。一発で分かったわー」 |
063 | 川島亜美 | 「それは『今も高校生並みにピチピチだね』っと言っているのかい?」 |
064 | 桜木彩人 | 「・・・」 |
065 | 川島亜美 | 「そこ、無言にならない!あーとりあえず、小春待たせてるし、行くよ」 |
066 | 清水隼人 | 「もう揃ってる感じ?」 |
067 | 川島亜美 | 「君たちで最後」 |
068 | 清水隼人 | 「まじか」 |
069 | 桜木彩人 | 「最後?」 |
070 | 川島亜美 | 「というか、あそこだから。私先行くね」 |
071 | 清水隼人 | 「はいー」 |
072 | 桜木彩人 | 「・・・」 |
073 | 清水隼人 | 「それにしても、見事に高校時代つるんでたもの同士でグループになってるな」 |
074 | 桜木彩人 | 「同窓会なんてこんなもんだろ」 |
075 | 清水隼人 | 「せっかく、久々に会ったのだから高校時代あまり話せなかった人と話そうとか思わないものか?」 |
076 | 桜木彩人 | 「じゃーお前が行って来ればいい」 |
077 | 清水隼人 | 「えぇ・・・それはちょっと」 |
078 | 桜木彩人 | 「ってなるからこーなるんだよ」 |
079 | 川島亜美 | 「小春、桜木いたよ?」 |
080 | 蒼葉小春 | 「うん・・・」 |
081 | 川島亜美 | 「もぉー小春は相変わらず可愛いね」 |
082 | 蒼葉小春 | 「えっ!?」 |
083 | 川島亜美 | 「桜木、全然変わってなかったよ~」 |
084 | 蒼葉小春 | 「そっか・・・」 |
085 | 清水隼人 | 「でもさー」 |
086 | 桜木彩人 | 「そんなもんだろー」 |
087 | 川島亜美 | 「やっと、きた。君たちは相変わらず仲がいいねー」 |
088 | 清水隼人 | 「やっとって・・・」 |
089 | 桜木彩人 | 「なぁー隼人・・・」 |
090 | 飛騨めぐみ | 「あれ?あれはー・・・彩人だー!おひっさ~」 |
091 | 桜木彩人 | 「うわっ」 |
092 | 清水隼人 | 「おっと」 |
093 | 飛騨めぐみ | 「彩人は来ないと思ってたのに~嬉しいな~」 |
094 | 桜木彩人 | 「この声・・・。め、めぐみ抱きつくな!はなせ」 |
095 | 飛騨めぐみ | 「おぉー名前覚えててくれたんだ~嬉しいな」 |
096 | 川島亜美 | 「ひ、飛騨先輩!?お久しぶりです!」 |
097 | 飛騨めぐみ | 「おぉーあみあみじゃん!おひさ~」 |
098 | 蒼葉小春 | 「・・・飛騨先輩、お久しぶりです」 |
099 | 飛騨めぐみ | 「あれ?こはるん?うわぁーこはるんだ~。また、可愛くなった?」 |
100 | 桜木彩人 | 「あのー、人に抱きつきながら話すのやめてもらえません?」 |
101 | 飛騨めぐみ | 「あっ本城に呼ばれてたんだった!じゃーまたね!」 |
102 | 桜木彩人 | 「・・・」 |
103 | 清水隼人 | 「さすが、ミス・タイフーン」 |
104 | 川島亜美 | 「というかさ」 |
105 | 蒼葉小春 | 「なんで先輩が?」 |
106 | 大橋透 | 「なんか、上の階で先輩たちも同窓会やってるらしくて」 |
107 | 川島亜美 | 「へぇー」 |
108 | 大橋透 | 「で、飛騨先輩は僕たちの同窓会のシークレットスペシャルゲストとしても呼ばれてて」 |
109 | 清水隼人 | 「まぁー飛騨先輩を抜きに俺たちの高校生活は語れないもんな」 |
110 | 川島亜美 | 「シークレットなのに会場歩き回ってるのはいいの?」 |
111 | 大橋透 | 「さっき、本城君が頭抱えてましたよ」 |
112 | 蒼葉小春 | 「ふふふ」 |
113 | 桜木彩人 | 「・・・ところで」 |
114 | 清水隼人 | 「ん?」 |
115 | 桜木彩人 | 「誰だっけ?」 |
116 | 大橋透 | 「え!?」 |
117 | 清水隼人 | 「大橋透だよ」 |
118 | 桜木彩人 | 「おおはし・・・とおる?あぁー駄目だ。思い出せない」 |
119 | 清水隼人 | 「大橋落ち込むな。本城のことも忘れてたんだこいつ」 |
120 | 桜木彩人 | 「1学年に300人以上居るのが悪いと思う」 |
121 | 大橋透 | 「ま、まぁ、8年も前だし、しょうがないよね。あははは」 |
122 | 川島亜美 | 「あぁー!大橋君かぁー!やっと思い出したわ!」 |
123 | 大橋透 | 「さっきまで話してたのに!?」 |
124 | 蒼葉小春 | 「・・・」 |
125 | 川島亜美 | 「小春?・・・ほら、剣道大会で優勝したりしてた」 |
126 | 蒼葉小春 | 「あっ・・・」 |
127 | 大橋透 | 「・・・」 |
128 | 清水隼人 | 「お、大橋は今何してるんだ?」 |
129 | 大橋透 | 「え?あ、あぁー今はね」 |
130 | 桜木彩人 | 「あぁー!思い出した!」 |
131 | 清水隼人 | 「やっとか」 |
132 | 桜木彩人 | 「プールの」 |
133 | 清水隼人 | 「それは大山な」 |
134 | 桜木彩人 | 「えー」 |
135 | 本城悟 | 「あーあーマイクのテスト・・・。んんっ。みんな、今日は集ってくれてありがとー! もう、みんな知ってると思うけどシークレットゲストで」 |
136 | 飛騨めぐみ | 「みんな、おひさ~」 |
137 | 本城悟 | 「飛騨めぐみ先輩も来てくれた。今日は、せっかく集ったのだからいっぱい楽しんでって欲しい! 今日この会場に椅子がないのは、いつもの面子で集るだけではなく」 |
138 | 飛騨めぐみ | 「あーあーみんなグラスは持った?」 |
139 | 本城悟 | 「ちょっ」 |
140 | 飛騨めぐみ | 「・・・じゃー行くよ、乾杯!」 |
141 | 清水隼人 | 「・・・さすが、ミス・タイフーン」 |
142 | 桜木彩人 | 「めぐみ・・・」 |
143 | 川島亜美 | 「飛騨先輩は何年経っても変わらないね~」 |
144 | 蒼葉小春 | 「ふふふ」 |
145 | 川島亜美 | 「というか、このお酒おいしい~」 |
146 | 大橋透 | 「どこのだろう・・・」 |
147 | 川島亜美 | 「食事もってこよ~。あっ大橋君、呼んでるよ」 |
148 | 大橋透 | 「え?あぁ、ありがと。ちょっと行ってくるね」 |
149 | 清水隼人 | 「おう」 |
150 | 桜木彩人 | 「・・・」 |
151 | 蒼葉小春 | 「・・・」 |
152 | 桜木彩人 | 「・・・。お久しぶり」 |
153 | 蒼葉小春 | 「う、うん・・・」 |
154 | 桜木彩人 | 「・・・」 |
155 | 蒼葉小春 | 「・・・」 |
156 | 清水隼人 | 「はぁー・・・。蒼葉さん、こいつ、山で引き篭もってたって知ってた?」 |
157 | 蒼葉小春 | 「えっ?」 |
158 | 桜木彩人 | 「引き篭もってないし!」 |
159 | 清水隼人 | 「携帯の電波も通じなくてさ、大変だったわー」 |
160 | 桜木彩人 | 「悪かったな」 |
161 | 蒼葉小春 | 「ふふふ」 |
162 | 桜木彩人 | 「ひ、引き篭もってないからな?」 |
163 | 蒼葉小春 | 「ほんと~?」 |
164 | 桜木彩人 | 「その・・・仕事場がそこにあって・・・」 |
165 | 清水隼人 | 「・・・」 |
166 | 川島亜美 | 「お疲れ様」 |
167 | 清水隼人 | 「あぁ」 |
168 | 川島亜美 | 「二人でちゃんと話してる?」 |
169 | 清水隼人 | 「多分、大丈夫だと思う」 |
170 | 川島亜美 | 「はぁー・・・あの二人はほんっと成長しないね」 |
171 | 清水隼人 | 「そうだな~」 |
172 | 川島亜美 | 「というかさ、よく来たよね。絶対めんどくさいからって理由で来ないと思ったのに」 |
173 | 清水隼人 | 「無理やり連れてきた」 |
174 | 川島亜美 | 「あぁー・・・お疲れ様」 |
175 | 清水隼人 | 「こうでもしないと一生あのままだろうし」 |
176 | 川島亜美 | 「そうだねー」 |
177 | 清水隼人 | 「はぁ~」 |
178 | 川島亜美 | 「あれ?昨日は遅かったの?」 |
179 | 清水隼人 | 「いや、早くは寝たんだが・・・早朝から下山スタートだったからな」 |
180 | 川島亜美 | 「あははは・・・はぁ~」 |
181 | 清水隼人 | 「うつったな」 |
182 | 川島亜美 | 「だね~。あっあくびって親密な関係であればあるほどうつりやすいんだって」 |
183 | 清水隼人 | 「へぇーそうなんだ」 |
184 | 川島亜美 | 「今適当に考えたんだけどね」 |
185 | 清水隼人 | 「え!?」 |
186 | 蒼葉小春 | 「ふーん!そうなんだ~」 |
187 | 桜木彩人 | 「あぁ。・・・あ、あのさ・・・こ、小春はその・・・」 |
188 | 蒼葉小春 | 「ん?」 |
189 | 飛騨めぐみ | 「あははは、みんな飲んでるね~食べてるね~」 |
190 | 本城悟 | 「そうでないと困る。せっかくの同窓会だ、みんなには楽しんでもらいたいからな」 |
191 | 飛騨めぐみ | 「そうだねー」 |
192 | 本城悟 | 「それより、準備の方はできているのか?」 |
193 | 飛騨めぐみ | 「ばっちりだよー」 |
194 | 本城悟 | 「そうか」 |
195 | 飛騨めぐみ | 「それより、見つかった~?」 |
196 | 本城悟 | 「いや、まだだ」 |
197 | 飛騨めぐみ | 「どうするの?」 |
198 | 本城悟 | 「なんとかなるだろう。とりあえず、始める」 |
199 | 飛騨めぐみ | 「はーい。いやーみんなこれ見たら驚くだろうね~」 |
200 | 本城悟 | 「サプライズだからな。それを開けれるなんて楽しみだ」 |
201 | 飛騨めぐみ | 「・・・。そうだね。楽しみ」 |
202 | 川島亜美 | 「あははは、そんなことやってたの!?」 |
203 | 清水隼人 | 「あぁ」 |
204 | 川島亜美 | 「ばかだねー」 |
205 | 清水隼人 | 「仕方ないさ。・・・そろそろ戻るか」 |
206 | 川島亜美 | 「そうだね~」 |
207 | 桜木彩人 | 「それにしても・・・」 |
208 | 蒼葉小春 | 「ん?」 |
209 | 桜木彩人 | 「川島も隼人もどこ行ったんだ?」 |
210 | 蒼葉小春 | 「そうだね」 |
211 | 川島亜美 | 「ばぁっ!」 |
212 | 蒼葉小春 | 「うわっ!?」 |
213 | 川島亜美 | 「おまたせ~びっくりした?」 |
214 | 蒼葉小春 | 「うん」 |
215 | 川島亜美 | 「いやー小春は相変わらず可愛いね」 |
216 | 蒼葉小春 | 「うぅ・・・そんなことないよ」 |
217 | 桜木彩人 | 「どこ行ってたの?」 |
218 | 清水隼人 | 「高校時代にはあまり話せなかった人と」 |
219 | 桜木彩人 | 「え!?」 |
220 | 清水隼人 | 「話してはないけど」 |
221 | 桜木彩人 | 「・・・」 |
222 | 清水隼人 | 「見てきた」 |
223 | 桜木彩人 | 「なんだそりゃ」 |
224 | 本城悟 | 「あーあー入ってる? んんっ。みんなー楽しんでるかい?いっぱい食べて飲んでくれよ~ここで、もうひとつのサプライズ!」 |
225 | 飛騨めぐみ | 「・・・」 |
226 | 本城悟 | 「・・・。ひ、飛騨。準備準備」 |
227 | 飛騨めぐみ | 「あっはーい」 |
228 | 本城悟 | 「んんっ。えー・・・ここでもうひとつのサプライズ!」 |
229 | 飛騨めぐみ | 「スクリーンどーん」 |
230 | 本城悟 | 「俺たちの高校時代は、それはもう色々あったよな。 別の高校だったら絶対に味わえないようなこともあった・・・」 |
231 | 飛騨めぐみ | 「本城の前置きは長いので、とりあえず君たちの思い出をスクリーンに映すよースタート!」 |
232 | 本城悟 | 「ちょっ」 |
233 | 飛騨めぐみ | 「編集とか超頑張ったので、見ながら楽しんでくれると嬉しいよー」 |
234 | 本城悟 | 「お前は、頑張ってないだろー!」 |
235 | 飛騨めぐみ | 「えー頑張ったよ~。ほら、DVDケースとか」 |
236 | 本城悟 | 「それはお前が勝手に作ったんだろ!だいたい・・・」 |
237 | 飛騨めぐみ | 「ほら、そこに居たら邪魔だよー」 |
238 | 清水隼人 | 「あの二人ってあんなに仲良かったか?」 |
239 | 川島亜美 | 「んーどうだろ?」 |
240 | 蒼葉小春 | 「うわぁー懐かしいな~」 |
241 | 桜木彩人 | 「・・・」 |
242 | 清水隼人 | 「きてよかっただろ?」 |
243 | 大橋透 | 「いやーつい話し込んじゃったよ。おまたせー」 |
244 | 清水隼人 | 「・・・」 |
245 | 川島亜美 | 「おかえり~」 |
246 | 清水隼人 | 「いまさらだが、なんで大橋って俺たちとつるんでたんだっけ?」 |
247 | 大橋透 | 「し、清水君まで・・・」 |
248 | 桜木彩人 | 「あっ・・・あれは・・・」 |
249 | 清水隼人 | 「ん?・・・あっ」 |
250 | 蒼葉小春 | 「・・・」 |
251 | 川島亜美 | 「あれってさー」 |
252 | 本城悟 | 「というわけで、ストップ! 今映った”あれ”をみんな覚えてるかい?今日はなんと、この会場に持ってきたんだ!」 |
253 | 飛騨めぐみ | 「じゃじゃじゃーん」 |
254 | 本城悟 | 「今日を同窓会にした理由・・・ 勘の良いやつはもう分かってるとは思うが、これが本当のもうひとつのサプライズ! 今日、ここで"これ"を開けたいと思う!」 |
255 | 飛騨めぐみ | 「・・・」 |
256 | 本城悟 | 「じゃー飛騨先輩。お願いします」 |
257 | 飛騨めぐみ | 「・・・ふふふ」 |
258 | 清水隼人 | 『・・・最後に覚えているのは、激しい揺れと眩い光・・・ ”あれ”を開けるときに見せた飛騨めぐみの不気味な笑顔・・・ そして俺たちの記憶はここで途絶えた』 |
259 | ト書き | 次回に続く・・・。 劇で使用するさい、締まりが悪かった時用に次回予告書いておきました これは、読んでも読まなくてもどっちでもいいです |
260 | 大橋透 | 「同窓会の日、すべてが始まりすべてが終わった。 本城がサプライズで持ってきた”あれ”と飛騨めぐみの笑顔。 激しい揺れと眩い光・・・。僕たちの記憶の先に待つものとは・・・。 魂の言葉『第1話・終わりと始まり』 神の悪戯と思惑が交差するこの世界。 貴方の言葉は届くのだろうか・・・」 |
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